2009年

7月31日(金)

気休めの言葉が浮かび暑中見舞い

むずかしくて、ふつうじゃないものは、案外わかりやすい。
ふつうのようで、ふつうなら、やっぱりふつう。
ふつうのようで、ふつうじゃないものは、意外にわかりにくい。

きやすめの ことばがうかび しょちゅうみまい
季語=暑中見舞い

※えっ、そうなの?、と思ったので。暑中お見舞い申し上げます。
※わかないことがあると、とにかくまず、検索するね。ケータイで検索することは、ほとんどないんだけどね。
※宝くじ買った? きょうもありがとうございます。


7月30日(木)

風鈴や誰のせいでもありはせぬ

政治と社交の技術が欠けていたら、
上手くいくものも上手くいかない、
のかもしれない。
あまり関心がなかった、というよりも、
考えないようにしていたけど、
そういうものなのかもしれない。
なんてね。

ふうりんや だれのせいでも ありはせぬ
季語=風鈴

※のんびりとね。きょうもありがとうございます。


7月29日(水)

大空に蝉の居場所は少しだけ

人の話って、両方から聞かないとわからないものですよね。
愚痴やら悪口などやらは、なんとも判断のしようがない。

おおぞらに せみのいばしょは すこしだけ
季語=蝉

※ですね。きょうもありがとうございます。


7月28日(火)

葛饅頭月がひらたく落ちてきた

何もできないのに尊敬だけされたい人。
ひとつのことに膨大な時間をかけていないか、
逃げ出したか、まだ途上なのか、
時間をかえるべきところを間違っているのか。
厚顔無恥なのか、見て見ぬふりをしているのか、怠け者なのか。
でも、それを指摘してくれる親切な人など誰もいない、そうです。

くずまんじゅう つきがひらたく おちてきた
季語=葛饅頭

※半透明の皮に餡をくるんだ夏の和菓子。皮は葛粉と寒天でつくる。
※自分に理解できないことは、人も理解できない? そういう人、ときどきいますね。そんなわけないと思うけど。
※仕組みはときにおそろしい。
※どんな気持ち? きょうもありがとうございます。


7月27日(月)

ひまわりやただただ遠く見つめたる

世の中に絶対などはないそうで・・・・
かもしれません。
「絶対なんってことは絶対にない!」
なんか変ですね。
言葉遊びみたい。

ひまわりや ただただとおく みつめたる
季語=ひまわり

※ヒマワリにもいろいろな種類があるみたいですね。
※ヒマワリは遠くからみるものなのか、近くでみるものなのか。種類によるね。
※まさか雨になるとは‥‥。きょうもありがとうございます。


7月26日(日)

深海の白砂の影の泳ぎ出す

言葉は簡単だ。
誰だってりっぱなことは言えるから。
だから、むずかしいんだけどね。
無神経でない限り、常についてまわるから、たぶん。

しんかいの はくさのかげの およぎだす
季語=泳ぐ

※先月、沖縄に行ってきたんですよ。ちょうど梅雨の明けるタイミングを見計らって。梅雨時期だから料金は格安だったんだけど、梅雨でしたね、二日違いで。
※降ったり止んだり。すごい荒れを経験してね。それはそれでおもしろかったけど・・・・。
※海底に白い砂地があって、そこに自分の影が映るんです。南国の海ならでは。
※中性浮力といって、慣れると水底より上、つまり海の中層で停止することができるんですよね。梅雨とはいえ、海の透明度(視界)はだいたい30メートルくらい。伊豆なら良くて10メートル前後かな。明るい海底に、一面の白砂。幻想的といえば幻想的だね。
※説明しすぎ? きょうもありがとうございます。


7月25日(土)

だいたいは同じ毎日飯すえる

「生きやす過ぎる」から「生きにくい」。
言われてみれば、なるほどね。
選択肢が多すぎて迷うのか、人と比べ過ぎて迷うのか。
向上心ってなんじゃろね?

だいたいは おなじまいにち めしすえる
季語=飯すえる

※炊飯器に保温機能がない時代には、放っておくと夏などは一晩でご飯がダメになったんじゃない? ましてや冷蔵庫のない時代などは大変だったのでしょうね。わかるけど、いまはあまり実感のない季語かもね。
※立ち止まることも大切だけど・・・・。働かなくていいのなら、誰だって働きたくない、それが本音でしょ? 習慣と本音は違うと思う。だから共感も同情もない。それが現実でしょう。
※仕事をすること。社会の中で働くこと。共同作業をすること。当たり前のことのようだけれども、経済的に普通の家庭に育って、それができるというは感謝すべきことなのかもしれない。
※なんか違う? きょうもありがとうございます。


7月24日(金)

心根はやさしいほうよ水羊羹

人は慣れてくるからね。慣れって、こわいね。

こころねは やさしいほうよ みずようかん
季語=水羊羹

※そろそろ、ネタが本格的に枯渇してきた。乱読以外に続ける方法はないように思います。
※乱読するにはお金が必要なんですよね。あとやる気?
※図書館でもいいのだけれど、それには時間と、あとやる気?
※おかしいよね。きょうもありがとうございます。


7月23日(木)

気の抜けた三ツ矢サイダー見つめおり

人を許せないのは自分自身の弱点を許せないから、なのだとか?
わかるような、わからないような。

きのぬけた みつやさいだー みつめおり
季語=サイダー

※かもしれん。ナシゴレン。きょうもありがとうございます。


7月22日(水)

深海の内より夏を連れてくる

まぁいいや、くらいがちょうど良いのかもしれません。
練り込み過ぎると、かえって伝わりにくくなるのかも。
伝わりにくいというよりも、表面的になるのかな?
まぁ、とんでもなく文章がうまいわけではないので、
その先の先があるのだろうけれど・・・・
とりあえず、いまはこの程度が精一杯、かな?

しんかいの うちよりなつを つれてくる
季語=夏

※降ったり止んだりの一日。
※まだまだね。きょうもありがとうございます。


7月21日(火)

うつぼにはうつぼの時間海に夏

人間にとって重要なものは想像力、
もっとも不要なものも想像力、なのかもしれない。
想像力さえなければ、事実を事実として、
言葉を言葉として受け取ることができるのだから。
恐れも、怒りも、迷いも、嫉妬も、憎しみも、霧散してしまうかもしれない。
とはいっても、それは無理。
生活が悪くなる方にではなく、良くなる方に、積極的に使うべきなの何だろう、ね。

うつぼには うつぼのじかん うみになつ
季語=夏の海

※ウツボは海の浅場の岩陰などに生息する、鰻みたいな肉食魚です。潜ればよく見る生物です。岩陰から獲物を待ちかまえている感じです。
※夏休みだね。きょうもありがとうございます。


7月20日(月)

水色に水色かさね水母かな

歯を食いしばって頑張るものは努力じゃない、ような気がします。
一般的には、それが努力というもの?
美徳のように言われるけれど、
それは好転したときのみだけで、普通はそうじゃない場合が多い。
好転するまで決して諦めないのであれば、それはそれでりっぱだ。
たぶん、諦めなければ、ほとんどのことは上手くいく。
他に選択肢がないのであれば、それはそうあるべきなのかもしれません。
たぶん、そんなものなのでしょう。
我慢、辛抱、根性、忍耐、林檎に蜂蜜、根比べ、
なんて呼ぶのが適切なんですかね?

みずいろに みずいろかさね くらげかな
季語=水母

※クラゲは、海月とも水母とも書きます。クラゲは海を浄化しているのだとか? ほんと?
※経済と自然は相容れないものなのかしら? よくわかりませんが。
※どんな動物も毎日毎日同じことを繰り返せば、「飽きる」そうです。「飽きる」ことがないならば、進歩も進化もなかったのかもしれません。
※努力を努力と思わずいることは、幸せなこと。スポーツ選手のインタビューなどによくありますね。
※他者にはすごい努力に見えることも、本人にはさして苦痛ではないこと。それに、努力ではなく、別の呼び名があればいいのにね。
※クリント・イーストウッド監督の「チェンジリング 」って見ました? テーマが重そうだから避けてたんだけど・・・・おもしろい。重く長い映画だけど、まぁ、飽きないね。飽きない飽きさせない映画をつくるってすごいことなのでしょうね。
※さもあり南蛮渡来。きょうもありがとうございます。


7月19日(日)

憎しみをただ折りたたみ冷蔵庫

発展的でも前向きでもない人の言動のなかで、
思いっきり欠けているものは時間の観念のような気がします。
時間を巻き戻すことはできないのに、頭の中で巻き戻している感じ。
選択肢が多すぎるから迷うのかもしれないけれど・・・・

にくしみを ただおりたたみ れいぞうこ
季語=冷蔵庫

※今日の夕方、大きな二重の虹を見ました。見ました? かなりデカかったんじゃないかなぁ〜?
※雲もちょっと変わっていたような、いないような? 夕焼けも綺麗でしたよね。
※上手に棚上げしたつもりでも、自分自身が覚えているのだから、あんまり意味ないよね。
※何もしたくない人は、何もしたくない理由を懸命に捻出してくるものだ、と思う。
※時間がもったいない。きょうもありがとうございます。


7月18日(土)

書き溜めた言葉がひとつ夏に入る

話しをしたいのか、話しをして欲しいのか、随分と大きな差があるようです。
能動と受動なのだから、当然なのですが。
感情の区分は曖昧で混同しがちなのかもしれません。
適当に思い付きをしゃべっていますが。
俳句にも同じようなところがあるのかもしれませんね、
などと思ってみたのですが・・・・

かきとめた ことばがひとつ なつにいる
季語=夏

※最近手抜きのように感じ方もいらっしゃるかもしれませんが、一番それを感じているのはぼく自身です。
※わけわかりません? きょうもありがとうございます。


7月17日(金)

海月浮く真昼の月は無言なり

間違ったかもしれない、というときに、
迷いなく方向転換できる勇気があれば・・・・と、思っていたけれど、そうでもないのかなぁ?

くらげうく まひるのつきは むごんなり
季語=海月

※どうなんだろう。きょうもありがとうございます。


7月16日(木)

雷が耳のそばより起こりたる

どんなに微細な、誰も気付かなかったような発見があったとしても、
その句に心が反映されていなければ、記憶には残らない。
たぶん、残らない。いや、どうでもいんだけど、それぞれだから。
永く残る俳句は、月や花を詠いながら、心が織り交ぜてあるもの、だと思う。
意図的か無意識かは知らない。
たぶん、すべては結果論で、
考えながら出来る芸当でもないと思うのだけれど、どうなんだろう。
名句と呼ばれるものには、
「心を思う心」みたないものが染み込んでいると・・・・、
気のせいかしら?

かみなりが みみのそばより おこりたる
季語=雷

※俳句をどう読むかなど人それぞれだ。文法的に正しくて、普通の言葉だけど組み合わせが普通じゃなくて、解釈が不安定。そんな句が好きで、そんな句がつくりたい。たぶん。
※分からないと決めつけたら分からない。向き不向き、好み、体験、環境、いろいろあるので、それはそれでいいのだけれど。拒絶から良い発想など生まれないと思う。
※むずかしいね。きょうもありがとうございます。


7月15日(水)

一日がそこに横たう梅雨の明け

なにがつらい?
なにつらい?
つらいという気持ちがつらいだけ?
いつもご機嫌でいれたらいいですね。
いいけどね。
そういうことか。

いちにちが そこによこたう つゆのあけ
季語=梅雨明け

どうゆうことだ?

※梅雨が明けましたね。きょうもありがとうございます。


7月14日(火)

感情と玉蜀黍の花が咲く

人間観察って言うけどね、
何を観察しているかは、人によるよね。
ぼくは何をみてるんだろう?

かんじょうと とうもろこしの はながさく
季語=玉蜀黍の花

※トウモトコシのツブのひとつひとつに花があるそうですよ。ふさふさの毛のようなものが雌花で、茎の先端の穂のようなものが雄花。詳しくは知らないので、違ったらごめんなさい。
※相手の自尊心を傷つけてしまったら、修復するのに時間がかかるね。大変だ。
※不機嫌が常の人に優秀な人はいない? 機嫌の悪いときに脳は活性化しないから? そうなの? そうかも・・・・
※なにみている? きょうもありがとうございます。


7月13日(月)

魂が抜け出すように金魚かな

自分自身の一番の弱点って、もしかしたら最も気付きにくいものなのかもね。
認めたくないもんね、誰だって。
常日ごろ弱点や欠点だと思っていることが、
それを見えなくしているのかもね、なんてね。
それにしても、長いこと上手に気付かずにいたもんだな、
と、あきれてしまった。

たましいが ぬけだすように きんぎょかな
季語=金魚

※あはは。きょうもありがとうございます。


7月12日(日)

花槐辛いままなら咲きはせぬ

「何かが足りない気がします。いったい何が足りなのでしょうか?」、
と、先生に聞いてみました。
ある意味、一番の悩みどころです。
そして、「切実さ」という答えが返ってきました。
それはどうしようもありませんが・・・・

はなえんじゅ つらいままなら さきもせぬ
季語=槐の花

※梅雨明けのころに咲きます。公園や街路樹、学校などに多いようです。
※さして目立つ花でもないので、たぶん、咲いては落ちる黄色い花が木の下に敷き詰められて気付く感じです。
※黄藤(きふじ)という名もあるそうで、花の形が藤の花に似ているとか。
※高さ20メートルほど。中国原産で、言い伝えでは悪魔を払う縁起木なのだそうです。
※念のため、続きを。「いまの人に切実さを求めても、どうかと思うし、ましてや若い人には(大して若くないけれど)無理でしょう。ならば良い点を伸ばしなさい。」と、そんな感じでした。
※まぁ、そのうちなんとかなるでしょう。そうそう、俳句の話しですよ。そういえば海の句をつくるのをすっかり忘れてた。
※なのですよ。きょうもありがとうございます。


7月11日(土)

百合の花このまま生きてしまいそう

なんだか自分自身に疲れるときがあります。
そんなとき、ない?
ついつい自分に足りないものばかりに目が行きがち。
あまり良い傾向ではないのですが、
逃げてばかりもいれないのかもしれません。

ゆりのはな このままいきて しまいそう
季語=百合

※悪いところより、良いところを伸ばそう!、とはよく聞く話だけれども、それだって一長一短でしょ? どうなの?
※そろそろね。きょうもありがとうございます。


7月10日(金)

誇らしく降るばかりなり大夕立

「そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。」
なんとなく書いてみたけれど、とっても便利な言葉のような気がします。
なんだか気に入ってしまいました。

ほこらしく ふるばかりなり おおゆうだち
季語=夕立

※とどのつまりはね。きょうもありがとうございます。


7月9日(木)

面白きことなどなくて団扇かな

そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。

季語=団扇


※読書を欠かさない人は、自分で思考する能力を欠くそうです。
※名句と呼ばれるものは、「映像」と一緒に「音」が頭の中に浮かぶそうです。
※すぐに調子に乗る相手に花を持たせるのはむずかしそうです。
※本当に仕事のできる人は名誉など求めないそうです。
※恨みは積もり積もって形成されるもののようです。
※扇子は外出用? 団扇は家庭用?
※成功するためのルールなどすべて後付なのだそうです。
※人と自分の感情を混同すると生きにくいそうです。
※とりあえず、何か書いていれば何か思い付くかと思ったのですが・・・・
※そんな日もありますね。きょうもありがとうございます。


7月8日(水)

合歓の花忘れることが生きること

近ごろ、日々書き散らしていることに、
なんだかちょっと抵抗を感じるようになってきました。
文字となった言葉は変わらない。
書き換えない限り変わらない。当たり前のことだけど。
でも、自分自身は変わるんですよね。
考え方も、物の捉え方も、感じ方も、いろいろ変わるんですよね。
そういうものなんですよね。

ねむのはな わすれることが いきること
季語=合歓の花

※ふと、10代を過ごした街を歩いてみました。ほんの気まぐれです。途中下車すればいいだけなので。なんか雰囲気が変わっていました。街も生きてるんですね。
※日が沈むと「羽状の葉をたたんで就眠運動をする」ので、合歓という名が付いたそうです。
※その葉は夜に閉じますが、花は夕方から咲くそうです。そうだったんですね。
※あついね。きょうもありがとうございます。


7月7日(火)

月光の言い訳ひとつ待宵草

好かれないから嫌いになっていく。
期待したくないから嫌いになっていく。
そんなこともあるんですかね。
なるほどね。
考えてもみなかったです。

げっこうの いいわけひとつ まつよいぐさ
季語=待宵草

※よく見るのはオオマツヨイグサなのだそうです。マツヨイグサはいまではあまり見かけなくなったとか?
草花の世界も大変なんですかね?
※変化の代償は、変化だったりなんかして。変か?
※今日は、七夕で満月。明るい夜空に、星は隠れてしまっているけれど・・・・。
※いい日だった? きょうもありがとうございます。


7月6日(月)

なにひとつ誇れるものはなくも虹

どうしても外せない思い込みみたいなものってない?
あるんですよね。
気付いてはいるけれど、
なんども同じ失敗をするんですよね。
そろそろ、なんとかしないと。

なにひとつ ほこれるものは なくもにじ
季語=虹

※本当にね。きょうもありがとうございます。


7月5日(日)

一切の言葉をなくし向日葵は

好きと嫌いの感情の境は近いのかもしれません。
気にもならない相手ならば、好きも嫌いもなのだから。
それでも、
自分が嫌いになることは許せても、
相手から嫌われることは許せない。
人間って、単純で複雑? 複雑で単純?

いっさいの ことばをなくし ひまわりは
季語=向日葵

※「嫌い」の感情の多い人は何かと大変だ、と、思います。たぶん、いろいろと。
※ひまわり、ひきわり、納豆汁。きょうもありがとうございます。


7月4日(土)

手にするはひとつだけなり夏薊

一番好きなこと。
それが分かれば苦労はないのかもしれません。
もしかしたら、一番好きなことは、
一番好きになるまで続けたこと、なのかもしれません。

てにするは ひとつだけなり なつあざみ
季語=夏薊

※ナツアザミという品種はありません。通常は春に咲く花なので、夏に咲くノアザミなどのことを総称してナツアザミというそうです。
※井上陽水さんの「少年時代」という歌詞で、はじめて「ナツアザミ」という言葉を知った気がします、たしか。響きなのかなぁ、印象的な名前なんですよね。
※あっという間。でも大昔。きょうもありがとうございます。


7月3日(金)

妨げのなき疲労なりアマリリス

人は本当に嫌なことはやらない、らしい。
我慢しているつもりのものでも、
本心から嫌というわけではないのかもしれません。
人それぞれ、いろいろな事情があるのだから、
一概には言えないけれど・・・・。
普段の生活の中では、そうそう嫌なことなどないのかもしれません。

さまたげのなき ひろうなり あまりりす
季語=アマリリス

※アマリリスはヒガンバナ科なのだそうです。ユリに似ているけど。
※ユリはひとつの茎にひとつの花ですが、アマリリスはひとつの茎に数花咲かせます。
※自分を見つめるということは人間を知るということ。そんな言葉をどこかで見た気がします。
確かにそうなのかもしれませんが、最近、若干違うような気もしています。
※だからさ。きょうもありがとうございます。


7月2日(木)

玉葱刻む繰り返す独り言

独り言はあまり言わない方です。
たぶん、そんなに言わないと思います。
でも、追い込まれたりすると、
知らずに思ったことを口に出していることがあります。
たぶん、誰にもあることだと思います。
そういうときの言葉って、あまりいい言葉ではないです。

たまねぎきざむ くりかえす ひとりごと
季語=玉葱

※職場に独り言のやたら多い人がいてね。未だに若干、気になります。
※悪気がないぶん、たちが悪いということってありますよね。
※玉葱は明治初年に渡来したそうです。意外に遅いのですね。
※これも独り言のようなものかも・・・・きょうもありがとうございます。


7月1日(水)

雲流るないものねだりの夏が来る

さてと、今日から3年目。
聞くところによると、ここからがむずかしいらしい。
迷おうと思えば、いくらでも迷える。
迷わない理由を己に信じ込ませる、
わりと建設的な方法なのかもしれない、ね。

くもながる ないものねだりの なつがくる
季語=夏

※自然体が一番なのだろうけれど・・・・、
自然にできていることでも、極度に意識した途端に分からなくなるもの。よくあること。
※つくづく習慣っておもしろい、ものだと思います。
※どうぞこれからもご贔屓に。きょうもありがとうございます。

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