• 俳句ストック(シヲクム)

今日の俳句、こうのこうき

2021年1月

17日(日)

立ち止まる頭がしっぽ冬深む

たちどまる あたかがしっぽ ふゆふかむ
季語=冬深む
※まさに真冬という感じ。まもなく大寒。
きょうもありがとうございます。

16日(土)

寒晴れや眠気ひとつを持ち帰り

かんばれや ねむけひとつを もちかえり
季語=寒晴れ
※寒中の晴間。寒いだけに、空は澄んで見える。
きょうもありがとうございます。

15日(金)

寒雲の満ちて未来ということば

かんうんの みちて みらいということば
季語=寒雲
※寒中の雲。晴れの日もあれば、くもりの日もある。
きょうもありがとうございます。

14日(木)

開け閉めの回りくどさよ冬うらら

あけしめの まわりくどさよ ふゆうらら
季語=冬麗
※春のような麗かな日。寒いがすっきりと晴れて心地よい。
きょうもありがとうございます。

13日(水)

冬草のじっとしている青さかな

ふゆくさの じっとしている あおさかな
季語=冬草
※冬枯れの中にあって、青々とした草、わずかに枯れ残る草など。
きょうもありがとうございます。

12日(火)

手袋の指先かるく冷えており

てぶくろの ゆびさきかるく ひえており
季語=手袋
※手袋にもいろいろな用途・種類がありますが、一般的には防寒のためのものなので冬の季語となっています。
きょうもありがとうございます。

11日(月)

着ぶくれて人の好さとも悪さとも

きぶくれて ひとのよさとも わるさとも
季語=着ぶくれ
※防寒のために重ね着をすること。ふっくらと丸みをおびる。
きょうもありがとうございます。

10日(日)

すっぽりと抜けて青空寒椿

すっぽりとぬけて あおぞら かんつばき
季語=寒椿
※寒中に咲いているから寒椿、もしくは冬椿という。早咲きの椿のことで、特定の品種名(ツバキとサザンカの交雑種)を指しているわけではありません。
きょうもありがとうございます。

9日(土)

底冷えやいつの間にやら眠りこけ

そこびえや いつのまにやら ねむりこけ
季語=底冷え
※身体の芯まで冷えるような寒さのこと。
きょうもありがとうございます。

8日(金)

うっすらと真面目くさりて寒の水

うっすらと まじめくさりて かんのみず
季語=寒の水
※寒中の水のこと。この時期の水は清く澄んでいることから、古くは薬のような効力があると信じられていたとか。酒造りに用いたりする。
きょうもありがとうございます。

7日(木)

本棚に押し込む欲に寒波来る

ほんだなに おしこむよくに かんぱくる
季語=寒波来る
※厳しい寒さが何度も押し寄せることから寒波という。寒気団は大陸からやってくるため、日本海側では雪となる。太平洋側も寒い。
きょうもありがとうございます。

6日(水)

もどかしさ七種粥はつやつやかに

もどかしさ ななくさがゆは つやつやかに
季語=七種粥
※正月七日(七種の日)に七種類の若菜を使った粥を食べる。平安時代からの習わしで、1年の無病息災を願う。
きょうもありがとうございます。

5日(火)

寒すずめ単純明快天仰ぐ

かんすずめ たんじゅんめいかい てんあおぐ
季語=寒雀
※寒中のスズメのこと。スズメは寒さを防ぐために自らの羽毛に空気をためる。ゆえに冬場は身体が丸く見える。
きょうもありがとうございます。

4日(月)

きっちりと蓋して仕事始めかな

きっちりと ふたして しごとはじめかな
季語=仕事始め
※新年になって初めて仕事をすること。
きょうもありがとうございます。

3日(日)

初夢も取っ散らかってしまいけり

はつゆめも とっちらかって しまいけり
季語=初夢
※新年最初に見る夢。縁起のよい夢ならば、その年は良いことがたくさん訪れるといわれています。
きょうもありがとうございます。

2日(土)

葉牡丹やいつもと違う夢を見る

はぼたんや いつもとちがう ゆめをみる
季語=葉牡丹
※古くから新年の花として重宝される。正しくは花ではなく、観賞用として改良された、丸くならないキャベツの仲間。
きょうもありがとうございます。

1日(金)

とりあえず餅煮て食べて年新た

穏やかな一年でありますように。

とりあえず もちにてたべて としあらた
季語=年新た
※新年のこと。明けましておめでとうございます!
2021年もどうぞよろしくお願いいたします。