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2011年

8月31日(水)

そういえば月はいつもと同じ程

そういえば、いつも月を見ては思っていました。
一歩でも近づけないものかしらと。
裏にまわることはできないのかしらと。
いまだに、忘れたかのように、思い出します。

そういえば つきはいつもと おなじほど
季語=月

※秋といえば月。月だけで、秋の季語になります。
※先日、伊藤伊那男さんとこの超結社句会(湯島句会)に櫂未知子さんがいらしてました。で、準特選をもろうたです。
特選ではなかったけど、うれしいです。こんな句です → 生御霊雨まつすぐに落ちにけり
※ついでに特選の方が会場にみえてなかったので、
繰り上げ当選で櫂さんの著書「食の一句」 をいただいてきました。さっそく勉強します。
※そういえば、ぼくの先生とも縁があるそうです。互いにあまり嬉しくはない偶然の縁が、あはは。縁は、面白いです。
※生御霊雨(いきみたま)は、お盆に両親とか身近な高齢者の長命を祈って礼を尽くすこと、かな。
お盆は故人の霊を供養するばかりの日ではないそうです。
※どういえば? きょうもありがとうございます。


8月30日(火)

うしなしいものにたとえて蛍草

そうなんだと、つぶやいてみる。
あらためて、いろんな人がいるんだなぁ。

うしなしいものにたとえて ほたるぐさ
季語=蛍草

※露草のことです。半日しか咲かない朝露のような花だから、ツユクサ。
※夜明けに咲いて、昼にはしぼんでしまうそうです。どこにでも咲いています。
※藍色の花弁と黄色い雄しべが印象的な花です。
※古くから布を染めるのに使われたそうです。
※もう8月も終わりですね。きょうもありがとうございます。


8月29日(月)

これ以上やさしくなれぬ紅芙蓉

何度か書きましたが、
精霊の守り人 」シリーズという本が好きです。
もともとは児童書なのですが、
大人が読んでも十分に楽しめます。
最近、全十巻、新たに文庫本になりました。
もちろん、全巻、買いました。再読しました。
ただ、ボロボロと涙した場面で泣けませんでした。
ちょっとショックでした。

これいじょう やさしくなれぬ べにふよう
季語=芙蓉

※フヨウは1日花です。淡いピンク色の花は、朝に開き、夕方にはしぼみます。
※夕方、フヨウがしぼむとき、その色がやや濃くなるといいます。
※星野立子の句に、「紅芙蓉色淡く咲き濃ゆく散り」という句があります。
事実をそのまま伝えているようですが、人のあり方が二重写しになっているようで、ほんとに上手いなぁと思います。
※ちなみに、はじめて読んだときは、この巻この巻 で涙がもう。まぁ、かなり涙もろいのだけど。
※成長した?鈍った? きょうもありがとうございます。


8月28日(日)

木槿咲き戦争がまた過ぎてゆく

自慢しているわけでもない自慢って・・・・。
ほんとは、「自慢?」と思ってしまう
自分自身が狭量なだけなのかもね。

むくげさき せんそうがまた すぎていゆく
季語=木槿

※8月は戦争に関する特別番組が多いですね。書店の平台もそんな感じです。
※ご高齢の方のいる句会にでると、決まって戦争の話がでます。で、お説教がはじまるわけではないのですが。
※「人生はくじ引き」なのだそうです。わかるような、わからないような。
※なんとなく。きょうもありがとうございます。


8月27日(土)

めはじきの夢を継ぐよに時が過ぎ

どんなに知恵を絞ってみても、
大抵のことはやってみなければわかりません。
でも、考え過ぎて、
すべてが嫌になる気持ちもよくわかります。

めはじきの ゆめをつぐよに ときがすぎ
季語=めはじき

※メハジキという名は、上下のまぶたが閉じないように目に挟んで遊んことからきているそうです。
※子どもたちが笑っている顔が目に浮かびますが、痛くないのか?
※そんな感じです。きょうもありがとうございます。


8月26日(金)

さみしさを差し出すように桐一葉

誰が嫌い、それが嫌い、あれが嫌いと言ってばかりいる方が、
ぽそりと「人は鏡だから」とゆうていました。
とても不思議な気がしました。

さみしさを さしだすように きりひとは
季語=桐一葉

※大きな桐の葉が落ちると秋だといいます。
※どうでもいんだけど。きょうもありがとうございます。


8月25日(木)

コロッケもいろいろありて秋暑し

ときどき、まれに、口の中をやけどします。
わりと不注意です。
探偵小説とかも好きなのですが、
探偵はまずなれない職業のひとつだな、と、思っています。

ころっけも いろいろありて あきあつし
季語=秋暑し

※一度めっきり涼しくなってからぶりかえす暑さは体に応えますね。
※残暑って、そんなものかもしれません。立秋以降は残暑と呼ばれますが。
※子どもの頃は、たいしてコロッケなど美味しいものとは思いませんでした。
最近は冷凍食品のコロッケも美味しいなと思います。
※コロッケそばというのが好きなのですが、知らない人にいうと「え〜」といわれます。
ほとんどの立ち食いそば屋さんの人気商品ですよ、たぶん。
※虫が鳴いています。きょうもありがとうございます。


8月24日(水)

どこにでもあるようでいて葛の花

花は自分自身のために美しいのであって、
誰かのために美しいんじゃないですよね。

どこにでも あるようでいて くずのはな
季語=葛の花

※マメ科のつる性多年草。10センチほどの花穂(かすい)に、紅紫色の花が咲き上ります。
※葉が大きいために花は隠れがちで、意外と目立たないかも。
※眠くて、眠くて、眠いです。きょうもありがとうございます。


8月23日(火)

秋めくというは言葉の中にあり

もしも、しがらみとやらを、ひとつ残らず取り払う力を得たとして・・・・、
その力を行使したあとは後悔するものなのでしょうかね?

あきめくというは ことばのなかにあり
季語=秋めく

※「秋めく」という言葉は、「秋立つ」よりも主観が強いようです。
※何か季節をひとつすっ飛ばしたようですね。週間天気予報では今週は、曇りのち晴れ。
※夜がそうそうに暗くて、びっくり。きょうもありがとうございます。


8月22日(月)

汚れては眺めていたり遠花火

馴れることのない環境はないそうです。
「郷にいれば郷にしたがえ」という諺もありますし。
昔も今も、我が儘で、心配性な人には、住みにくい世界のようです。

よごれては ながめていたり とおはなび
季語=花火

※昨日、EテレNHKで「霊魂を撮る眼〜写真家・江成常夫の戦跡巡礼〜」という番組をやっていました。
何げなく見始めましたが、面白かったです。
※雨の日が続きますね。きょうもありがとうございます。


8月21日(日)

言い訳を飲み込み過ぎて花木槿

時間って、かなしいくらい平等ですね。
時間くらい律儀なものはありませんよ。

いいわけを のみこみすぎて はなむくげ
季語=花木槿

※ムクゲの花は中国原産です。言われてみればそんな感じです。
※朝に咲いて夕方にしぼむ1日花。紅紫、白、白で底の紅いものなどがあります。
※俳句では、底の赤いムクゲの花を「底紅」と詠んだりもします。
※また雨ですか。きょうもありがとうございます。


8月20日(土)

みそ萩やつまらぬことを口にする

誰だってたくさんの失敗をしているものなのだろうけれども、
目立たない人と、目立つ人がいるんですよね。
目立たない人は、とかく前向きな人のようです。

みそはぎや つまらぬことを くちにする
季語=禊萩

※お盆の時期、よくみる花。盆花として古くから親しまれています。
※水田の畦などに群生するそうです。高さ1メートルほどの多年草。
※たくさんの紅紫色の小花を穂状につけます。
※語源は「禊ぎ萩」が詰まったもので、この草で精霊棚に水をかける風習があるそうです。
※精霊棚というのは、盆棚とも呼ばれ、位牌などを置いて精霊をまつる棚のことのようです。
※人の上に立つ人は嘘でもいいから、前向きであってほしいものです。
※いや、ほんとに。きょうもありがとうございます。

点線

8月19日(金)

キャンプ楽しと思うことが楽しい

夢中になれるものを探すよりも、
夢中になれるよう工夫する方が大切かもしれないよ。
誰に言っている? うん、自分に。

きゃんぷたのしとおもうことがたのしい
季語=キャンプ

※人間の脳って意外とおばかさんなんだって。思い込みから改ざんされない記憶なんてないのよね。
※そうなのかもね。きょうもありがとうございます。

点線

8月18日(木)

やいと花小さな嘘を付きにけり

ひとの心は、おしゃべりなものですね。
ひとりで、あれこれしゃべります。

やいとばな 小さなうそを つきにけり
季語=灸花

※ヤイトバナの花期は、7〜9月です。つる性の、ありふれた花です。
※中が紅、外が白という筒状の小さな花を咲かせます。かわっています。
※かわいらしい花なのですが、ひどい臭いで、正式な名前は、屁糞蔓(へくそかずら)。かわいそうなくらい、かわっています。
※早乙女草(さおとめそう)という、かわいい名前もあるそうなのです。
※茎や葉が臭い。
※灸(やいと)はお灸のことで、火を付けたお灸に似ているというのですが、どうなのでしょう?
※うーん。きょうもありがとうございます。

点線

8月17日(水)

線香花火きらめき方はまた同じ

単純なものほど、美しいというのは、うそでないかもね。

せんこうはなび きらめきかたは またおなじ
季語=線香花火

※もっとも一般的な花火が線香花火でしょうか。
※水滴のような赤い玉を落とさないように、じっと、長さを競ったりしますよね。
※そうかもね。きょうもありがとうございます。

点線

8月16日(火)

名を呼べば寂しくなりし花魁草

俳句をつくらないと、どんどんつくらないと、何れ知らず劣化していく。
強迫観念。
なんとなく、一人前に持ってはいるけれど、
元来がのんきなので・・・・。
賞味期限って、いつまでなのだろう?

なをよべば さみしくなりし おいらんそう
季語=花魁草


※フロックスのことです。日本には明治時代末に渡来したそうで、
群生する小花の形が花魁の髪型に似ていたことからオイランソウと呼ばれるようになったとか。
※オイランソウも夏に咲き続ける花です。花期は6〜9月。
※お花屋さんでは、フロックス。和名は、草夾竹桃(くさきょうちくとう)。
夾竹桃の木の花に似ているから。で、俗名が花魁草。
※会社の冷蔵庫に賞味期限切れのシュークリームがあったらしく、騒いでいたけれど。
11日の賞味期限ならまだ食べられるんじゃないかなぁ、と思いながらそのやり取りを眺めてました。夏だから?
※俳句の神様〜!きょうもありがとうございます。

点線

8月15日(月)

流燈の記憶の中の記憶かな

忘れるって、大切なことです。
もっとも人間らしいことだから、それでいいんだと思います。

りゅうとうの きおくのなかの きおくかな
季語=流燈

※燈籠流し、もしくは、精霊流しのことです。
※いまのいままで、精霊流しのことを「しょうろうながし」と、ゆうていました。
「とうろう」と「しょうりょう」が交ざってたんだね。いつのまに。
※燈籠流しの記憶は幼稚園のころだと思います。何か絵を書いたと思いますが、
何を書いたかまではさすがに覚えていません。
※小さな川を流れる自分の燈籠を追っていったような、追わなかったような。
※忘れてはいけないことは、忘れないものだし。
※お盆ですね。きょうもありがとうございます。

点線

8月14日(日)

四分の一でも大き西瓜かな

定期とスイカが同じ1枚だと、
便利なようで、不便です。
定期の期限が切れているのに気付かず、
チャージ金を使っていることが、しばしば。
まぁ、チャージ金を使い切る前に、
気付けよという話なのですが・・・・。

よんぶんのいちでもおおき すいかかな
季語=西瓜

※スイカそのものは秋の季語で、スイカ割りは夏の季語です。現実的には夏なんですけどね。
※昨日は鎌倉吟行に参加しました。暑かったです。ほんと、暑かったです。
※吟行というのは、楽しいですが、むずかしいものですね。
※実際はパスモなんだけど、いやいや。きょうもありがとうございます。

点線

8月13日(土)

鳳仙花つまらぬ嘘に染まり行く

見落とす嘘はあったとしても、
気づかれない嘘はないように思います。
と、思いたいだけかもしれませんが。

ほうせんか つまらぬうそに そまりゆく
季語=鳳仙花

※ホウセンカの花で爪を染めるそうです。どの歳時記にも書いてあります。
※でも実際は試したことがないので・・・・、爪、染まるんですか?
※サイトをリニューアルしようと思うのだが、ホームページづくりは向いてない。いつの間にか朝です。
最近そんなんばっかで、ひどい寝不足です。
※パパッと感覚的に作れるソフトって、できないものなんですかね?
※朝は苦手、最近はさらに苦手。きょうもありがとうございます。

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8月12日(金)

弁解が膨らんで行く百日紅

毎朝、まともにうちを出られることがありません。
毎日は大げさですが、きまって忘れものをします。
駅に向かってしばらく経ってから気付きます。
メガネとか、メガネとか、いろいろ。
で、汗だくになって走ります。

べんかいが ふくらんでいく さるすべり
季語=百日紅

※サルスベリが咲いています。花期としては6〜9月、100日は咲き続けるから百日の花。
※幹をくすぐると花が笑うのだとか。いつかやってみようと思いながら、いつも忘れます。
※うそかほんとか、「くすぐりの木」という別名があります。
※昨日の暑さたら。きょうもありがとうございます。

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8月11日(木)

さまざまな手をすり抜けて星流る

説明できるものは、有限だと思う。
説明できないもの、その魅了は無限だ、と思う。

さまざまな てをすりぬけて ほしながる
季語=星流る

※流れ星は、8月の11、12日ごろが一番多く見られるそうです。
※小さな宇宙の塵が、地球の大気にふれることで流れ星になります。
※震災から5か月ですね。きょうもありがとうございます。

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8月10日(水)

ふわふわとあやまりづかれ扇風機

子機から電話をしようとして、
テレビのリモコンを手にしてました。
手にしただけならいいのですが、
数字のボタンをいくつか押して気づきました。
あはは。

ふわふわと あやまりづかれ せんぷうき
季語=扇風機

※今年は扇風機が大活躍です。一所懸命に首を振っています。
※でもね、最初は会社でも28度だったのに、あちこち、だんだん寒くなってきた。
※人には感情があるからめんどくさい。でもそれを無視したらもっとめんどくさい。
※立秋とは名ばかりで、暑い。きょうもありがとうございます。

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8月9日(火)

夕暮れがやさしく落ちて金魚玉

俳句にも人柄が出るんですね。
と、ぼくの俳句からも
透けて見えるであろう人柄とやらに、
ちょっぴり不安を感じなくもない。

ゆうぐれが やさしくおちて きんぎょうだま
季語=金魚玉

※キンギョウ鉢の、ボールのようにまん丸い器です。目のあらい網などで軒先に吊します。
※面白いこと、思い付きました。8月中にリニューアルします
と、言っておかないといつまで経っても実行しそうもないので、たぶん、9月中旬までには・・・・。
※知り合いの石川寿夫さんが句集を出しました。「白に色ある」というタイトルです。
難解でなく、曖昧でなく、人間のよさが浮かびます。ほんと好々爺という感じの方なんです。
※ので、優しげな句を詠んでみた。きょうもありがとうございます。

点線

8月8日(月)

たらの花話はどこで食い違う

どこかでブレーキをかけるのは、
結局は自分自身なのでしょうね。

たらのはな はなしはどこで くいちがう
季語=たらの花

※タラという漢字は、木へんに怱と書きますが、パソコンでは変換できない漢字のようです。
※タラの芽は春の山菜の代表でしょうか。摘み取られなかったタラノキは、3〜5メートルにもなるそうです。
そして8月頃に細かい白い花を咲かせます。
※葉や幹にするどいトゲがあり、「鳥とまらず」という別名があります。
※8月8日は、笑いの日なんですって。いろんな日があるんですね。
※立秋ですが、まぁ暑いですね。きょうもありがとうございます。

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8月7日(日)

表より裏の気になる星祭

長い年月をかけて摩耗していくものは、
二度と取り戻せないのだろうかね。

おもてより うらのきになる ほしまつり
季語=星祭

※七夕。陰暦の七月七日だから、今年は昨日が七夕でしたね。
※地方ではいまでも七夕は陰暦で祝うところが多いですね。
※天の川は見えましたかいなぁ。きょうもありがとうございます。

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8月6日(土)

花片をついに落とさぬ日輪草

見慣れているはずのものも、
風景が変わりば違って見えるもの。
結局は誰が悪いわけでもないのだね。

はなびらを ついにおとさぬ にちりんそう
季語=日輪草

※ひまわりのことです。
※話題の「日輪の遺産」を読みました。面白いです。ラストがね、信じられないラストなんですよね。
※でも、真実なんでしょうね。共感できるような、できないような。自分は現代人なんだなぁ、と思いました。
※国と国との争いですら、個人と個人の感情の行き違いからはじまると聞いたことがあります。
※どうなんでしょう。きょうもありがとうございます。

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8月5日(金)

一面に照らされている夏の海

日焼けが、いたいです。
年中海に行っているくせに、なにやってるんだか。

いちめんに てらされている なつのうみ
季語=夏の海

※1年って、短いようで、長い。長いようで、短い。
※海は広いな。きょうもありがとうございます。

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8月4日(木)

郭公や泣くならどうぞお一人で

胃が小さくなったかなぁ?

かっこうや なくならどうぞ おひとりで
季語=郭公

※カッコウ、カッコウと鳴く、カッコウです。昼夜の区別なく鳴きます。
※5月中旬くらいに南から渡ってきて、8月中旬くらいに南へ帰って行くそうです。
※卵をオオヨシキリなどの他の鳥の巣に託して、孵化させ育てさせる習性があります。
※ずるいというか、残酷というか、自然って厳しい。写真でみると、やっぱり、びっくり。
※格好よくはない。きょうもありがとうございます。

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8月3日(水)

万緑や静かにまぎれ呼吸せり

顔の表情に出やすいというのも、
年齢制限があるのかもしれません。
その許容範囲はとうに超えているはずなのに。
ポーカーフェイスとやらになりたいものです。
とくに仕事と趣味においては・・・・。

ばんりょくや しずかにまぎれ こきゅうせり
季語=万緑

※見渡すかぎり緑いっぱいのこと。力強い言葉ですよね。
※週末に海の近くでキャンプをしてきました。日焼けと筋肉痛で身体中が痛いです。
※なぜわかる?きょうもありがとうございます。

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8月2日(火)

サボテンの冷たき陰りさまよわん

サボってんじゃないよ。といわれても、
サボってる分けじゃないですよ。

さぼてんの つめたきかげり さまよわん
季語=仙人掌

※サボテンは種類が多く、その数は2千種を超えるそうです。
※サボテンの花は、4〜7月が一般的。
※寿命200年を超すサボテンもあるのだとか。
※日本に渡来したのは江戸時代初期。
※なぜ仙人の手の平なんでしょうかね?仙人にもトゲがある?
※ときどき苦しくなりますよ。きょうもありがとうございます。

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8月1日(月)

水引の花どちらからたわむれる

事実を隠すことは、
それを知らない人には、
不実な嘘に見えたりもする。

みずひきのはな どちらからたわむれる
季語=水引の花

※庭園などでよく見かけます。もちろん野生もあります。
※細い茎に小粒の赤い花を無数につけます。
※上から見ると赤い花、下から見ると白い花に見えます。美事に白い花に見える。
※見る角度によって微妙に趣はかわりますが、気付かなければ赤い花。
※紅白のまざった水引には、御所水引という名があるそうです。白(銀水引)もあるそうです。
※すっかり更新時間がずれちゃった。きょうもありがとうございます。

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