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                    | 31日(土) |  
                    | 目覚ましのけたたましさやつくしんぼ |  
                    | やりたいことと、できることは違いますってば。 |  
                    | めざましの けたたましさや つくしんぼ 季語=つくしんぼ
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                    | ※土筆は地下で栄養茎とつながっています。どこかユーモラスな姿です。 ※日当たりのよい路傍などに、雑草の間から顔を出します。
 ※のどかだね。きょうもありがとうございます。
 
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                    | 30日(金) |  
                    | 一様に迷いを捨てて春の草 |  
                    | 限界を認めないと、その先は見えてこないそうですよ。 |  
                    | いちように まよいをすてて はるのくさ 季語=春の草
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                    | ※そうかもね。きょうもありがとうございます。 |  | 
            
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                    | 29日(木) |  
                    | 駒鳥の嘘とは言えぬ嘘のあり |  
                    | ファストフードで「ありがとうございました。」が 「おめでとうございました。」に聞こえました。
 何か当たったのかしらと不思議そうな顔をしていたら、
 向こうも不思議そうな顔を。気付くのに数秒かかりました。
 
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                    | こまどりの うそとはいえぬ うそのあり 季語=駒鳥
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                    | ※「ヒンカラカラ」と鳴きます。 ※実際に聞いたことがあるのかといえば、曖昧なのです。
 ※人は見かけではありませんが、人付き合いもまた見かけではわかりませんね。
 ※あれ? きょうもありがとうございます。
 
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                    | 28日(水) |  
                    | 春色の答え染み出す昼下がり |  
                    | 気疲れという疲れが、明日に一番ひびくのかもしれません。 なんとなく疲れた1日でした。
 
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                    | はるいろの こたえしみだす ひるさがり 季語=春色
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                    | ※本来、駆け引きなどしない方が良いとは思うのですが・・・・。 ※思います。きょうもありがとうございます。
 
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                    | 27日(火) |  
                    | 酔わずして三椏の花咲きにけり |  
                    | 世の中に色褪せないものはない。 色褪せて見えだしたときに、別の魅力を見つけること。
 見つけようと努力すること。
 そういうもの。
 
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                    | よわずして みつまたのはな さきにけり 季語=三椏
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                    | ※葉の出る前の枝先に黄金色の小さい花を球状に付けます。群がる花は蜂の巣に似ている。 ※枝が必ず3つに分かれているので、この名があります。
 ※室町時代に伝えられ、その樹皮は上質和紙の原料として使用されています。
 ※洋紙の普及によってその数は減り、今は珍しい花木として愛でられています。
 ※ということで、きょうもありがとうございます。
 
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                    | 26日(月) |  
                    | 一片の欠けし紫烏貝 |  
                    | 先天的に穏やかな人はいない、と思います。 |  
                    | いっぺんの かけしむらさき からすがい 季語=烏貝
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                    | ※カラスガイは10センチほどの湖沼に生息する二枚貝です。 ※フランス料理に使われるムール貝と混同されるそうですが、別種だそうです。
 向こうは海の貝。
 ※成長すると貝殻の色が黒くなるのでカラスと言うそうですが、その前は何色なのでしょうか。
 ※子どもの頃は、「魚の皮膚に付着して育つ」そうです。詳しくは知りません。
 ※表面は真っ黒なのに内面は真珠のような青白色。人工真珠の母貝に用いされるそうです。
 ※まったくもって忘れてた。きょうもありがとうございます。
 
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                    | 25日(日) |  
                    | はにかんで俯き加減春の水 |  
                    | 心がいっぱいになることと、 心をいっぱいにすることは違うようです。
 
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                    | はにかんで うつむきかげん はるのみず 季語=春の水
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                    | ※人の噂に戸は立てられませんが、自ら「口が固い」という人ほど信用できないものない、 気がします。
 ※ぼくは口が堅いのでなく、すべてに置いて忘れっぽい。というよりも・・・・
 ※信頼は積み上げた事実で、信用は勘です。たぶん、そんな違いがあると思います。
 ※似ているけれど。きょうもありがとうございます。
 
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                    | 24日(土) |  
                    | 言葉には出来ないことも春の雨 |  
                    | ほんとのことを伝えることが、 親切とばかりは言えない。
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                    | ことばには できないことも はるのあめ 季語=春の雨
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                    | ※なんとなく・・・・。きょうもありがとうございます。 |  | 
            
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                    | 23日(金) |  
                    | 蛇穴を出でなくしたものを忘れおり |  
                    | 世の中、等価交換って・・・・ そんなわけあるか?!
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                    | へびあなをいで なくしたものを わすれおり 季語=蛇穴を出づ
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                    | ※冬眠していた蛇が春になり地上に現れること。 ※今年の春は短いとか。きょうもありがとうございます。
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                    | 22日(木) |  
                    | 夕日より先に落ちたる八重椿 |  
                    | 「ドボン」というトランプゲームがあるのですが、 一般的なのでしょうかね。
 子どもの頃によくやりました。
 ルールはもう忘れました。
 ふとその名前だけ思い出しました。
 
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                    | ゆうひより さきにおちたる やえつばき 季語=八重椿
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                    | ※気付いたことはありませんが、椿はみな上を向いて落ちているそうです。 ※改良品種で一重から八重って、気の遠くなるような作業なのでしょうね。
 ※すごいものですね。きょうもありがとうございます。
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                    | 21日(水) |  
                    | 茎立の空一片を欲しけり |  
                    | 世界のすべてを手に入れられるわけもなし。 |  
                    | くくたちの そらいっぺんを ほっしけり 季語=茎立
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                    | ※菜類などの野菜の茎が伸びること。薹(とう)の立つこと。 ※きょうもありがとうございます。
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                    | 20日(火) |  
                    | 水温むただそれだけのことであり |  
                    | 諦めることと欲をかかないことは違うのだろうか。 違うさ、たぶんね。
 
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                    | みずぬるむ ただそれだけのことであり 季語=水温む
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                    | ※なぜか寒い日が続きます。もう3月も中旬過ぎなのにね。 ※桜と思ったら梅でした。きょうもありがとうございます。
 
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                    | 19日(月) |  
                    | 何でもないことが春の祝祭 |  
                    | どんなものにも優先順位というものはあると思う。 なければ、混乱するだけだ。
 誰かがそうするように、自分もそうしている。
 
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                    | なんでもないことが はるのしゅくさい 季語=春
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                    | ※桜が咲いてた。きょうもありがとうございます。 |  | 
            
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                    | 18日(日) |  
                    | ポケットの糸のほぐれや梅白し |  
                    | 根本的なところで恐れながら、 それでも進まなければならない。
 そんな状況は・・・・悪くもないかも知れない。
 
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                    | ぽけっとの いとのほぐれや うめしろし 季語=梅
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                    | ※ポケットに詰め込むものは、きっと少ない方がいい、と思う。 ※のんびりできた? きょうもありがとうございます。
 
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                    | 17日(土) |  
                    | 目刺し焼く人それぞれのそれぞれに |  
                    | 真鰯の子どもが メザシという名だと
 思っていたころがあったりなんかして?
 違いますよ。
 
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                    | めざしやく ひとそれぞれの それぞれに 季語=目刺し
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                    | ※メザシにわびしい感じは持っていない。むしろ時々食べたくなります。 ※定食屋のメニューにあったら普通に注文すると思います。あってもいいと思うけれど。
 ※美味しいですよね。きょうもありがとうございます。
 
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                    | 16日(金) |  
                    | ものの芽の諸々ほぐれやわらかし |  
                    | 本当のことなど、 人はなかなか教えてくれない。
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                    | もののめの もろもろほぐれ やわらかし 季語=ものの芽
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                    | ※木の芽も草の芽も、春に芽吹くものすべてを指しています。 ※ともすれば、視点のぼけそうな季語ですが、「ものの芽」という響きが好きです。
 ※そんなもの。きょうもありがとうございます。
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                    | 15日(木) |  
                    | つくしにはつくしの願い育ちけり |  
                    | 寒いな。朝はまだ寒いな。 油断するとほんとに寒いな。
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                    | つくしには つくしのねがい そだちけり 季語=土筆
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                    | ※そのカタチが筆に似てから土筆。で、古名が、つくづくし。 ※息白い。きょうもありがとうございます。
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                    | 14日(水) |  
                    | あらましのすべては知らぬ春うらら |  
                    | 運があるとかないとか、 運を広げるとかそうでないとか。
 考え出すと、なんだかいろいろ大変なんでしょうね。
 
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                    | あらましの すべてはしらぬ はるうらら 季語=春うらら
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                    | ※いい天気がつづきますね。きょうもありがとうございます。 
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                    | 13日(火) |  
                    | 冷め切って身ひとつずつ蜆汁 |  
                    | シジミはダシなのか、そうでないのか。 身まで食べるのか、食べないのか。
 それなりに意見が分かれるもの、なのかも、しれない。
 
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                    | さめきって みひとつずつ しじみじる 季語=蜆汁
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                    | ※残さない方です。きょうもありがとうございます。 |  | 
            
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                    | 12日(月) |  
                    | 古木より山茱萸の花溢れおり |  
                    | ポテトチップスをひと袋開けてしまうと、 その大きさに関係なく食べきるまでやめられない。
 ので、買い置きができない。
 
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                    | こぼくより さんしゅゆのはな こぼれけり 季語=山茱萸
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                    | ※小さな黄色い花を小枝にあつめて咲きます。早春にふさわしい明るい花。 ※古木を彩る黄色の花々は特に趣があります。見事なものです。
 ※ときどきです。きょうもありがとうございます。
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                    | 11日(日) |  
                    | 気まずさをひらがなにして春うらら |  
                    | 今を、現実を、生きています。 |  
                    | きまずさを ひらがなにして はるうらら 季語=春うらら
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                    | ※それでよいのかと。きょうもありがとうございます。 |  | 
            
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                    | 10日(土) |  
                    | ほんとうのことだと思う水温む |  
                    | 水が温かくなることが、 万物にとってどれだけうれしいことなのか。
 温かくなったはずの水が、
 また刺すように冷たくなっている。
 そんな当たり前のことが面白い。
 
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                    | ほんとうのことだとおもう みずぬるむ 季語=水温む
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                    | ※驚くような余寒でしたね。きょうもありがとうございます。 
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                    | 9日(金) |  
                    | 亀の鳴く見て見ぬふりを続けおり |  
                    | 風邪を引きました。 治ったと思って油断したら、ぶり返しました。
 急に寒くなるなんって、
 ほんとうに・・・・春ですね。
 
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                    | かめのなく みてみぬふりを つづけおり 季語=亀鳴く
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                    | ※亀が鳴くという、この情緒的な季語が結構好きかもしれません。 ※亀が鳴くことはありませんが、昔々、雄ガメが雌ガメを慕って鳴くと信じられていたそうです。
 ※あはは、きょうもありがとうございます。
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                    | 8日(木) |  
                    | 大あくび深呼吸とも山笑う |  
                    | 笑い方って大切なのだと思います。 まったく同じ笑い方というのはないような気がします。
 でも分類はできるような気もします。
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                    | おおあくび しんこきゅうとも やまわらう 季語=山笑う
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                    | ※春の山の明るい感じを山笑うといいます。今まだ微笑くらいでしょうか。 ※春らしくなりましたね。きょうもありがとうございます。
 
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                    | 7日(水) |  
                    | 言い終えぬ前に赤々椿咲く |  
                    | 最終的には自分の目で、しっかりと確かめないと・・・・ |  
                    | いいおえぬまえにあかあか つばきさく 季語=椿
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                    | ※春を告げる花だから、春の木と書くそうです。 ※スキャニングで印刷文字をデータ化にしてくれるソフトがあります。便利な世の中です。
 すごいすごいと使っていますが、やはり若干の誤差があります。
 人間でないだけに、間違え方が面白い。でもそれを見落とすのは人間であるぼくなのですが。
 ※100%のものはないからね。きょうもありがとうございます。
 
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                    | 6日(火) |  
                    | 花ミモザ寄り道近道散歩道 |  
                    | 小さい妥協は誰にでもできる。 でも大きな妥協には、それ相応の、懐の広さが必要なようです。
 なるほど。
 
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                    | はなみもざ よりみちちかみち さんぽみち 季語=花ミモザ
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                    | ※早春の明るい光を受けて咲く、日だまりのような花です。 ※ミモザはフランス語名で、銀葉アカシアのこと。
 でも銀葉アカシアといっても誰も分からないと思う。
 ※ですよね。きょうもありがとうございます。
 
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                    | 5日(月) |  
                    | 手を伸ばす勇気は仄か梅一輪 |  
                    | 苦難は人を強くする。もしくは打ちのめす。 どちらであるかは・・・・
 だるまさん、だるまんがころんだ、と。
 
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                    | てをのばす ゆうきはほのか うめいちりん 季語=梅
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                    | ※梅と勇気の取り合わせには、有名な句があり使いにくい。 ※ま、全然違うのだけれども、「勇気こそ地の塩なれや梅真白」
 中村草田男の代表句のひとつですね。
 ※「地の塩」というはキリスト教に関連する言葉のようです。
 生命に欠かせないものという意味なのでしょうか。
 ※春の雨ですね。きょうもありがとうございます。
 
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                    | 4日(日) |  
                    | 白子干目の点々とありにけり |  
                    | 深大寺のだるま市というものに行ってきました。 「開眼所」というところで
 沢山の人がダルマに目を入れてもらうために並んでいました。
 なかなか賑やかでした。
 ところで、なんのためのダルマなんだ?
 
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                    | しらすぼし めのてんてんと ありにけり 季語=白子干
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                    | ※白子干は、鰯の稚魚を茹でて干したもので、「ちりめん」とも呼ばれます。 ※じゃこは白子以外の雑魚のこと。乾燥するとちりちりと丸まるので、「ちりめんじゃこ」というそうです。
 ※屋台で「ちりめん」が売られていました。イワシの丸干しを焼いて売っている屋台も何軒かありました。春ですね。
 ※梅見、少し早かった。きょうもありがとうございます。
 
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                    | 3日(土) |  
                    | たえまなく目配せしてる飾り雛 |  
                    | ひな祭り、桃の節句ですね。 晴れてよかったですね。
 
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                    | たえまなく めくばせしてる かざりびな 季語=雛
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                    | ※雛祭りというものは、いくつになってもうれしいものなのですかね? ※太陽って偉大だ。きょうもありがとうございます。
 
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                    | 2日(金) |  
                    | 出がらしのお茶で一服春の雨 |  
                    | ここのところ毎回のように傘を買っています。 傘を持って出るのを忘れたり、
 立ち寄った店でなくなったり、電車に置き忘れたり。
 
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                    | でがらしの おちゃでいっぷく はるのあめ 季語=春の雨
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                    | ※同じ雨でも、「春の」と付くと明るい感じに変わりますね。 ※ビニール傘は間違えてもしようがないとは思いますが、だからといって傘立てにある別の傘を持っていたとしたら、他の誰かが困るかもしれないし・・・・なんだろう?
 ※現代人らしく(?)、他人に迷惑さえかけなければ、という考えも持っていますが、報復的な考えはとてもいや。めぐりめぐって、自ら大きな袋小路に陥ることになりそうですからね。事実そういうものなのでしょう?
 ※良いことがいっぱい訪れますように。きょうもありがとうございます。
 
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                    | 1日(木) |  
                    | 甘くなく辛くもなくて春の雪 |  
                    | 今日、点滴を打ってから職場に行った。何のためにと思った。 
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                    | あまくなく からくもなくて はるのゆき 季語=春の雪
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                    | ※昨日はすごい雪でしたね。でも今日ですっかり解けましたね。 ※朝、あまりの体調の悪さにインフルエンザか?、と思って病院に行きましたが、違った。
 大量に薬をもらってきたけれど、まったくもって・・・・大げさだった。
 ※春なんですね。きょうもありがとうございます。
 
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