2010年

7月31日(土)

のうぜんの花のおわりをはじまりに

性格まで親から受け継ぐものではない。
多分に影響は受けたとしても、
それを変える変えないは
本人の意志によるもの、なのでしょうね。

のうぜんの なはのおわりを はじまりに
季語=凌霄の花

※花は7〜8月ごろ。遠目にも鮮やかで、花の少ない夏には特に目立ちます。
※そろそろ花が落ちだしています。オレンジ色のラッパ状の花で、花ごと落ちます。
※花に毒があるといわれていますが、定かではないそうです。
※聞きかじりなのでほんとの話しかどうかは分かりません。昔、吉原の遊女が足抜けするために、ノウゼンの花を食べたとか。からだを壊せば里に帰されるから。悲しい話しですね。
※原産地の中国では薬として使用するそうです。
※あすから8月。きょうもありがとうございます。


7月30日(金)

首筋を伸ばして待ちしダリアかな

習慣というのは、簡単には消えないものですね。

くびすじを のばしてまちし だりあかな
季語=ダリア

※江戸時代に渡来して、当時は天竺ぼたんと呼ばれたそうです。
※よくもわるくも。きょうもありがとうございます。


7月29日(木)

空蝉やどちらが先に変わりしも

「ふつう」は「ふつう」を意識した途端、
なんだか、むずかしいものになってきます。

うつせみや どちらがさきに かわりしも
季語=空蝉

※ウツセミは蝉の抜け殻のこと。
※本来は蝉とは関係のない言葉だったそうで、人間の命や存在のはかなさが根底に含まれているのだとか。
※複雑怪奇。きょうもありがとうございます。


7月28日(水)

東京の街の余白に夏の雨

苦手、苦手、苦手のままじゃいつまでたってもそのまんま。
気にもならないことなら、苦手も何もないんですよね、最初から。

とうきょうの まちのよはくに なつのあめ
季語=夏の雨

※そうでした。きょうもありがとうございます。


7月27日(火)

沙羅の花落ちぬことより落ちにけり

ギオンショウジャノ カネノコエ
ショギョウムジョウノ ヒビキアリ・・・・
中学校でしたっけ?
無理矢理覚えましたが、
最初の2行しか記憶に残っていませんよ。

しゃらのはな おちぬことより おちにけり
季語=沙羅の花

※釈迦は亡くなるとき、沙羅双樹の根もとに横たわっていたと言います。
※仏教の中で重要とされるその花に似ていることから、シャラの名が付いたとか。
※正しくは、夏椿。白い5弁花で、散るときはやはり花ごと落花します。
※沙羅双樹はインドの熱帯植物で、日本では育たないらしいです。
※祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす おごれる人も久しからず ただ春の世の夢のごとし たけき者も遂には滅びぬ 偏に風の前の塵に同じ(平家物語の冒頭。なつかしいね)
※教養のあるなしって、記憶力のことなのかしら? きょうもありがとうございます。


7月26日(月)

野牡丹や名を問うこともありもせで

解釈なしに判断されるものはないそうで、
それはそうだと思うのですが。

のぼたんや なをとうことも ありもせで
季語=野牡丹

※鮮やかな紫色の花。ボタンとはいいますが、ボタンではないそうです。
※ボタンのように美しいから、ボタンの名を付けられたとか。
※大きな5弁花で見た目も違いますけどね。
※それだけ? きょうもありがとうございます。


7月25日(日)

ハイビスカスほんとのことは知らぬまま

嫌いとか苦手とか、
そんな雰囲気も出さずに人付き合いができるという人もいます。
すごいなと尊敬に似た感情をもつ反面、
つい人間ってこわい、とも考えてしまいます。

はいびすかす ほんとのことは しらぬまま
季語=ハイビスカス


※気を付けよう。きょうもありがとうございます。


7月24日(土)

病葉やこのままどこに落ちようか

打ち込んでいれば、うぬぼれない?
無心だから?

わくらばや このままどこに おちようか
季語=病葉

※万緑の中にも、赤や黄色に変色した落ち葉があります。それを病葉といいます。
※不思議? きょうもありがとうございます。


7月23日(金)

くちなしの花の香りの呪縛かな

逃げないことで解ける呪縛もあれば、
逃げることで解ける呪縛もあるのではないでしょうか。

くちなしの はなのかおりの じゅばくかな
季語=山梔子の花

※湿気の多い夜によく香るそうです。
※花の咲きはじめは白色、時間とともに黄色く変化していきます。
※もしかしたら類型があるかもと、先生からは指摘されましたが探しようもないので・・・・。
※確かに、類想類型の句はありそうな感じもしなくもないですね。
※ま、俳句は99%類想類型と言い切る俳人もいらっしゃるので・・・・。
※クチナシの語源は、その実が熟しても開かないから、と言われています。
※いちおう検索はしてみましたよ。きょうもありがとうございます。


7月22日(木)

よろこびが静まりかえり水中花

365日同じテンションなんて、むしろ不自然ですよ。
と,、思います。
浮き沈みを見せないのが、
大人のマナーというものなのかもしれませんが・・・・。

よろこびが しずまりかえり すいちゅうか
季語=水中花

※無理なときには無理せずに。きょうもありがとうございます。


7月21日(水)

夕顔に明日のことなど聞いてみる

自分自身にしっかりしろという気持ちのときは、
他者にも知らず厳しくなっているものかも知れません。
余裕がなくなっちゃうんですね。

ゆうがおに あすのことなど きいてみる
季語=夕顔

※白い花は夕方に開き朝にしぼみます。その実がかんぴょうになります。
※朝顔のように改良は盛んではないようです。実のせいでしょうか。
※源氏物語や枕草子など、古来から花は愛でられています。
※ほんの少しの仮眠のつもりが、いつの間にやら朝でした。
※かえって疲れますね。きょうもありがとうございます。


7月20日(火)

日焼して分別の色濃くしたり

馬鹿っていう、お前が馬鹿なんだ。
お前の方がもっと馬鹿じゃん。
お前とこの父ちゃんも馬鹿だって母ちゃんがいってたもん。
お前とこの母ちゃんの方がもっと馬鹿だって父ちゃんいつもいってるもん。
お前の父ちゃんなんかいつも鼻くそほじてんじゃん。
お前とこの母ちゃんなんて・・・・。
兄弟げんかは止めなさい!

ひやけして ふんべつのいろ こくしたいり
季語=日焼

※落語の枕のマネですよ。中身をちょっと変えただけ。話の展開の仕方は同じです。
※毎日、暑いですね。夏ですから。きょうもありがとうございます。


7月19日(月)

一日は一日でなくひおうぎや

良い意味で開き直るにも
「怒り」というものが必要らしいです。
原動力なのだとか。
自分自身に対する不満も
同時に埋めていかなければ、
ただの居直りでしかなのでしょうけれど。

いちにちは いちにちでなく ひおぎや
季語=射干

※オレンジ色の花びらに赤い斑点があります。自生していますが、鑑賞用にも好まれます。
※直径4、5センチの花をたいらに開きます。その独特の色合いと形は、好き嫌いの分かれる花かもしれません。
※一日花です。花は散らずに、しぼんだままの状態で残ります。
※黒、夜、闇などの枕詞として使われる「ぬばたま」は、もともとはヒオウギの黒い光沢のある種子のこと。
※地道にね。きょうもありがとうございます。


7月18日(日)

扇風機重い荷物は置き去りに

諦め癖を何とかしましょう的な
自己啓発本は見かけるけれど、
その逆はない?
執着は、自身では気づけないもの、
なのかもしれませんね。

せんぷうき おもいにもつは おきざりに
季語=扇風機

※飼育されたホタルを見てきました。「東京でホタルを」、素敵な試みだと思います。
※ホタルは風が少しでも吹くと飛ばないのだとか。ホタルの光がLEDの光に見えてしまって・・・・。
※東京なんですよね。きょうもありがとうございます。


7月17日(土)

片陰を歩く速度の違いかな

心の速度も人それぞれ、一律ではないのでしょうね。

かたかげを あるくそくどの ちがいかな
季語=片陰

※夏の日差しのつくる濃い日影のことです。
※当たり前なんですけどね。きょうもありがとうございます。


7月16日(金)

けっきょくは若さなりけり海紅豆

情熱という言葉は素敵だけど、
情熱だけで長続きするものはありません。たぶん。

けっきょくは わかさなりけり かいこうず
季語=海紅豆

※沖縄の県花として有名なデイゴのことです。その異名がカイコウズとなります。
※熱帯の花木で、その紅い花は情熱にたとえられます。
※関東で見られるのは、アメリカデイゴというよく似た花木なのだとか。
※「近ごろの子はさぁ〜」と、明らかに小学生の女の子が言っていました。お前は違うのか。
※よくある小話だけど、現実にもある話。
※おもてがあって、うらがあって。きょうもありがとうございます。


7月15日(木)

深海に涙はいらぬ大海月

ネットの世界は、海にたとえられます。
確かに広い。
その広さに、ちょっと、さみしくなります。

しんかいに なみだはいらぬ おおくらげ
季語=海月

※ダイビングのメッカ、パラオには、「ジェリーフィッシュレイク」というクラゲばかりの湖があります。
※地殻変動により四方を山に囲まれた塩水湖。外敵のいない環境下で、長い年月を経ていつしか無毒となったそうです。
※ふとした気まぐれで、「今日の俳句」、「一日一句」というキーワードで検索してみました。検索してみましたが・・・・
※一日でも長く続けようと思いました。きょうもありがとうございます。


7月14日(水)

虹の輪をくぐらば熱のくもりゆく

ぼくらは、理解してくれる人を求めながら、
嘘や矛盾を指摘しない人を求めているだけなのかもしれない。
つまりは、口当たりの良い無関心。
なんてね。

にじのわを くぐらばねつの くもりゆく
季語=虹

※いままで気づきませんでしたが、虹を見るときは太陽を背にしていたんですね。
※虹が虫偏なのは、蛇や龍に見立てたからだそうです。
※明日は曇りときどき晴れ。きょうもありがとうございます。


7月13日(火)

指先に新しきうそ百日紅

子どもの頃に読んだギャグマンガに、
「神様に祈る前に、自分で何とかする努力をしろ!」
みたいなセリフがあって・・・・
ギャップのせいか、ひどく印象に残っています。

ゆびさきに あたらしきうそ さるすべり
季語=百日紅

※サススベリは和名です。漢字は100日咲くことからきた中国名です。
※庭先を飾る夏の代表的な花です。昔はお寺に多かったそうです。
※つるつるした木肌をこすると枝葉が笑ったように揺れるとか。そこからクスグリノキ、ワライノキという別名があります。
※思い出すときは、その絵といっしょに思い出します。漫画のメッセージって、あんがいすごいものなんですよ。
※昨年、漫画界の巨匠の作品が映画化されて、最近DVDで観たんですけどね。原作とはだいぶ違うので、かなりの酷評も。でもレンタル率はいいみたいなので、気になって観てみました。おもしろかったです。
※押し付けがましいのはちょっとね。きょうもありがとうございます。


7月12日(月)

夕焼やひとの陰りの目につきし

あんがい、損得で考えることで、
損を招くのかもしれませんね、ひとって。
知らず、よかれと思って、考えすぎて。

ゆうやけや ひとのかげりの めにつきし
季語=夕焼

※今日の夕焼けキレイだったらしいですね。タイミングが悪かったらしく、まったく気づきませんでした。
※比べなければ、いずれも穏やかなものなのでしょうね。
※売れ筋のランキング上位が必ずしも良品ではないようです。その逆もしかりです。しっかり。
※なんとなく,、貧乏性ですから。きょうもありがとうございます。


7月11日(日)

いつだって分け隔てなく冷蔵庫

嫉妬という感情が生まれ、
平等という考えが生まれたそうです。

いつだって わけへだてなく れいぞうこ
季語=冷蔵庫

※昭和のいつ頃まで、氷で冷やす冷蔵庫が一般家庭で使われていたのかは知りませんが、
当時は夏にだけ使用していたため、冷蔵庫は夏の季語となったそうです。
※いまはカタチだけの季語なのかもしれませんが、つい使ってみたくなる季語のひとつです。なんでですかね?
※選挙行きました? きょうもありがとうございます。


7月10日(土)

穏やかに雨やり過ごす芹の花

曖昧さを許せないという感情がある。
ときに息苦しく、ひどく煩わしい。
そんな曖昧さがまた許せないという。

おだやかに あめやりすごす せりのはな
季語=芹の花

※野菜として栽培されますが、水辺などに自生しています。
※泥に根を下ろし、夏になると茎の先に無数の白い小さな花を咲かせます。
※梅雨の晴れ間でしたね。きょうもありがとうございます。


7月9日(金)

風薫る好きと嫌いの間かな

なぜ、人は文章を書くのでしょうか?
書きたいとことがあるから?
伝えたいことがあるから?
それだけなのでしょうか?
そんな理由なんでしょうか?
いまになって、なんでだ?、と、ふと考えてしまいます。

かぜかおる すきときらいの はざまかな
季語=風薫る

※パソコンに向かっている時間が日に日に長くなって行きます。何も思い浮かばなくて・・・・。
※梅雨ですけどね。きょうもありがとうございます。


7月8日(木)

身の内にひそみし赤やアマリリス

カリフォルニア巻きは、おいしい。
でも、江戸前寿司の店で、わざわざ注文しようとは思いません。
そもそもメニューにすらないと思うけど・・・・あったりして。

みのうちに ひそみしあかや あまりりす
季語=アマリリス


※アマリリスはユリに似た大きな六弁花。赤や白、赤と白の絞りなどがあります。
※1茎に2つ、ときには4つの花を付けるようです。
※久しぶりに動詞の活用表を見ました。なんとなく覚えているものですが・・・・。
※「潜む」は四段活用、ま・み・む・む・め・め
※「潜める」は下一段活用、め・め・める・める・めれ・めろ(めよ)
※過去の助動詞の「し」は連用形に付くので、「潜みし」と「潜めし」となります。
※でも、よく考えてみると「潜める」は口語です。助動詞「し」は付くの?、と思って・・・・。
※「潜みし」は自動詞→赤が潜みし。「潜めし」は他動詞→赤を潜めし。間違ってはいなさそう。
※辞書をよく見ると、「潜める」は文語だと「潜む」となって下二段活用、め・め・む・むる・むれ・めよ
※で、ここまで書いて、ひとり納得しました。なんとなく調べながら、だらだらと書いてるんですけどね。
※「潜む」は文語の場合、自動詞と他動詞が同じ形になるんですね。たぶん。
※日本語では、自動詞と他動詞が同じ形というのはめずらしいらしい。
※俳句はH A I K Uとして世界でも人気らしいです。アメリカ、イギリス、フランスをはじめ欧米諸国で、中国、韓国などのアジア圏で、その母国で行われています。
※H A I K U は H A I K U として、おもしろそうです。ぜんぜん詳しくはないけどね。そもそも英語すら読めないけどね。
※カリフォルニア巻きは、生魚を食さない人たちにとって、その取っ掛かりとして役立っているみたいです。なるほろ。郷に入れば郷に従え、ですね。郷に入れば、ですけどね。
※英語圏は誤解を許さない文化? 日本語は誤解されてもなんとなくる文化? 人間は誤解されて進歩するのにね。
※書きすぎだっての。気分。駄文。きょうもありがとうございます。


7月7日(水)

七夕やみなしごめいて笑う月

あざとい表現よりも
たどたどしい表現の方がいいのかもしれない。

たなばたや みなしごめいて わらうつき
季語=七夕

※きょうの月はだんだんと欠けて行く二十六夜。雨でしたけど・・・・。
※旧暦七月七日は、今年は8月16日(月)です。こちらは満ちてゆく月。
※七夕祭は、徳川時代が一番華やかだったようです。牽牛と織姫の2つの星を祭る行事で、星祭ともいいます。
※みなさまのおかげです。きょうもありがとうございます。


7月6日(火)

万緑のひとりひとりとなりにけり

自然から学ぶことは多いのでしょうね。
でも、自然らしい自然にはあまりふれていないかもしれません。
近くにないし・・・・。
一番身近な自然は人間。

ばんりょくの ひとりひとりと なりにけり
季語=万緑

※見渡すかぎりの草木の緑をいいます。新緑よりも空間的な広さを感じます。
※中国の詩、「万緑叢中紅一点」という一節がもとになっていると言われています。
※一面の緑の中に咲く赤い花。詩には、平凡の中でひときわ目を引く優れた存在という意味があるようです。
ちなみに、紅い花とはザクロのこと。
※誰もが目立ちたい、注目されたい。目立ちたくないと思うのは、目立ちたいと一度は強烈に願ったからだと思います。
違いますか? 人それぞれでしょうけれど。
※埋もれたくはないです。きょうもありがとうございます。


7月5日(月)

木漏れ日を数えて迷う鴉の子

迷わない方法というものもあるみたいですが、
迷わない人間などいない。

こもれびを かぞえてまよう からすのこ
季語=鴉の子

※カラスにはそれぞれに縄張りがあるそうです。
※夏の間、子ガラスは親ガラスに育てられます。
※カラスを使った諺はけっこう多い。イメージ通り、良い意味では使われていません。
※「烏の行水」とか「烏の足跡」とか、いろいろ。
※「烏に反哺(はんぽ)の孝あり」という諺があります。たぶん、唯一良い意味。
※うそかほんとか、ほんとかうそか。成長したカラスは老いた親ガラスに餌を運ぶそうです。
※「哺」は口の中の食物。「反は」返す。つまり、養育の恩を返すということ、らしい。
※口は災いのもとですね。きょうもありがとうございます。


7月4日(日)

日の下にいっそこのままほたるかな

どこか似ているからこそ理解でき、似ていなければ興味もわかない。
似ているけれど方向が違えば、反発したくもなるもので・・・・。
複雑で単純。

ひのしたに いっそこのまま ほたるかな
季語=蛍

※腹部の発光器から発せられるホタルの光は、熱をともなわないそうです。
※冷たい光だからこそ神秘的なのかもしれませんね。
※ホタルの光は、ホタルたちの生殖行為によるものなのだとか。
※風流な蛍狩もホタルたちからすれば迷惑な話なんですね。
※ただ、卵も幼虫も蛹のときも光るそうです。ので、光る行為に対しては諸説あるみたいです。
※ホタルの成虫としての期間は、だいたい1〜2週間くらい。
※シンクロ、白黒? きょうもありがとうございます。


7月3日(土)

玉葱は丸くて白し心の臓

聞かれれば偉そうなことも言いたくなりますが、
ほんとは聞かれなくても・・・・。
でも、そんなたいそうな話など、ありゃしない。

たまねぎは まるくてしろし しんのぞう
季語=玉葱

※タマネギは夏の収穫がもっとも多いらしいです。
※3年なんてやろうと思えば誰でもできますよ。長いようで短いから。
※ここからが大変なのかもしれません。そもそも本当の意味で「書くことがない!」ってことに気づくから・・・・。
※なんですよ。きょうもありがとうございます。


7月2日(金)

透き通る命の数やめだか見る

まだまだ、わからないことばかりです。
すべてを知る必要もないけれど・・・・。

すきとおる いのちのかずや めだかみる
季語=めだか

※メダカの多くは淀みを好むそうです。そうなんですか。
※これはこれ。きょうもありがとうございます。


7月1日(木)

手鏡のなかに沈める夏あざみ


小学1年生のときの記憶。
ある日、仲の良い友だちのお母さんから
ぼくの母に電話がありました。
「今日、宿題が出たんですって?
うちの子内容をちゃんと聞いてなかったみたいなのよ」
というものだったと思います。
母に「今日、宿題でたぁ?」と聞かれて、
答えましたよ、元気よく、テレビを見ながら、
「宿題なんかないよ!」。
次の日、友だちからにらまれた。
思いっきり「このやろう」って感じで、にらまれた。
人ににらまれた、おそらく最初の記憶。
いまでも忘れない。

てかがみの なかにしずめる なつあざみ
季語=夏あざみ

※アザミはノアザミの総称で、春の季語です。夏に咲くものをナツアザミといいます。
※単に、種類が多く、晩春から咲き出すノアザミの中に夏に咲くものもあるということです。
ナツアザミという特定種があるわけではありません。
※ナツアザミにはよく蝶が来るそうです。でも、葉の先端には鋭いトゲがあります。
※心が狭くて、意地悪で、コンプレックスのかたまり。そうでない人はいない、と思う。
それを鎮めることのできる人と、できない人がいるだけ。そんな気がします。
※もう半年が過ぎたんですね。きょうもありがとうございます。

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