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東京ムネモシュネの俳句ストック > 今日の俳句 > 2011年9月
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今日の俳句、こうのこうき 余白
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2011年9月
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30日(金)
銀木犀雨の匂いを連れくるか
こころの疲れには、俳句ですよ。
とは言ってみたものの、ほんとに癒されるかどうかは、知らない。
癒されるという人もいるし、さみしいという人もいる。
あまいという人もいるし、その逆もいる。
鼻につくという人もいれば、臆面もなく全否定する人もいる。
評価はいろいろ。
単一であるよりは、ずっといい。
ぎんもくせい  あめのにおいを つれくるか
季語=銀木犀
※白いギンモクセイは、黄色いキンモクセイのように花を沢山はつけません。
むしろ目立たない。
※木犀という名は、幹の表面がサイの皮に似ているからなのだそうです。
※「過ぎたるは及ばざるが如し」って、論語なんですね。
※もう9月も終わりですか。きょうもありがとうございます。
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29日(木)
夕月夜百円玉をまた拾う
ひとりになることを恐れていたら、
終始、中途半端なままなのですと。
昔からよく言われることなので、
たぶん、ほんとのことなのでしょうね。
ゆうづきよ ひゃくえんだまを またひろう
季語=夕月夜
※夕月夜は夕方に出て夜には沈んでしまう月。新月から5日目頃までの月をいいます。
※月のない夜は暗いのでしょうが、都心では気付かないことが多い。
※新月は旧暦の1日にあたります。今日は新月から数えて3日目の月ですね。
※子どものころ、よく小銭を拾いました。それを自慢げに話したら、うつむいて歩いているからだとおかしな怒られ方をしました。でも、子ども心に、かもしないと思いました。
※いま、「SP」という連作映画のDVDがレンタルされています。深夜ドラマの完結版として映画化されたもので、テレビドラマ→「野望編」→「革命編」へと続きます。なのに、うっかり逆から見てしまいました。「革命編」 があまりにも面白く、その続きと思ってわくわくしながら「野望編」をみていたら・・・・。普通はタイトルで気付くよね。
※似たようなことはよくあります。きょうもありがとうございます。
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28日(水)
雁渡るときどき海を思い出す
身近というだけで、身近ゆえに、
軽んじてしまうことがあります。
誰もがあると思います。
かりわたる ときどきうみを おもいだす
季語=雁渡る
※雁は10月のはじめごろに渡来して、3月まで止まります。
※雁は遠く北方から海を渡ってきます。
※綺麗な列をつくって飛ぶことから「雁の列」とか「雁の棹」といった言葉があります。
※雁は海を渡るとき、一本の枝を咥えているのだとか。その理由は、海上で枝を浮かべ休息をとるため・・・・とか言われていますが、それは伝説なのだそうです。
※海に行きたい。きょうもありがとうございます。
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27日(火)
秋薊傷つくことをおそるまじ
すべての謎が解けた気がします。
あきあざみ きずつくことを おそるまじ
季語=秋薊
※アザミは種類によって咲く時期が違うようです。いろいろあります。
※お陰様です。きょうもありがとうございます。
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26日(月)
間引菜の抜かるる音の軽々し
手を抜くことで長続きすることも少なくないけど、
手を抜くことを覚えたら長続きしないこともあるのかもね。
まびきなの ぬかるるおとの かるがるし
季語=間引菜
※蕪や大根などは密集しないように、定期的に間引いて大きく育てます。
※すべて捨てるのか思ったら、ちゃんと食材とするようです。
※小手先は手抜きだろう。きょうもありがとうございます。
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25日(日)
なんばんぎせる諦めに似て咲き誇る
そういえば、「思い」と「重い」は同じ発音なんですねぇ〜。
なんばんぎせる あきらめににて さきほこる
季語=なんばんきせる
※煙管(きせる)の形に似ているので、ナンバンギセル、きせる草、といいす。
※高さ15センチくらいの茎から一輪だけ、横向きに花を咲かせます。
※ススキやミョガ、南国ではサトウキビなどに完全寄生する植物で、葉緑素を持たないそうです。つまり自身では光合成をしない。
※花は、長さ3センチほどの筒状で、紅紫色です。
※うなだれたようなその姿から、万葉のころより思草(おもいぐさ)という名で登場します。こちらの方が一般的かもしれません。
※昔から暑さ寒さも彼岸までと言われていますが、ほんとですね。
※三連休の日曜日。きょうもありがとうございます。
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24日(土)
鰯雲溶け込むことのむずかしさ
蔑みと、嘲りと、
憧れの入り交じった
複雑な感情ってのもあるのね。
いわしぐも とけこむことの むずかしさ
季語=鰯雲
※魚の鱗のように見えるからイワシなのかと思ったら、鰯が大量に採れる時期に出る雲だからイワシなんだってさ。でなければ、鱗雲でもいいわけだもんな、そうだな。
※「前へならえ」は、いつも腕を腰に当てていましたよ。
※目から鼻水。きょうもありがとうございます。
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23日(金)
夢疲れ菊大輪に仕立てられ
ここのところ風邪が長引いたり、
無駄な残業が続いたり、
休日にしっかりと休養できなかったりと、
ちょっと疲れがたまっていたようです。
こてっと横になったら、すっかり朝になっていました。
ゆめづかれ きくたいりんに したてられ
季語=菊
※野に咲くものから、菊作りに用いられる大輪のものまで、
その種類は数千を超えるといいます。
※大輪の一輪咲きに仕立てる菊は、厚物咲とも呼ばれます。
※俳句では、単に菊というと仕立て物をさします。野に咲くものは、野菊で総称します。
※昔々、中国では、キクの花を浸した酒は、不老長寿の霊薬だったそうです。
※「夢は五臓のわずらい」という諺があります。昔から夢を見るのは身体の疲れか、心の疲れと考えられていたようです。
※元気が一番ですね。きょうもありがとうございます。
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22日(木)
葉鶏頭舌の長さは親ゆずり
二枚舌。うそです。
どちらかといえば、馬鹿をみるタイプです。
はげいとう したのながさは おやゆずり
季語=葉鶏頭
※花はまったく目立たず、秋になって上部だけ色づく葉を観賞します。
※古名は、かまつか。雁の来る頃に色づくので雁来紅(がんらいこう)とも呼ばれます。
※高さは1メートルくらい。はじめてみたときは少し驚きました。
※壊れた唐傘みたいな感じといえば伝わる? 赤とか、黄色とか。
※ひげ剃りは4枚歯を使っています。ほんとです。
※だから? きょうもありがとうございます。
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21日(水)
ビー玉を一面に埋め秋の雨
くさめ、秋さめ、はっくしょん。
似て非なるものになりたいわ。
びーだまを いちめんいうめ あきのあめ
季語=秋の雨
※春雨に対して、秋雨という言葉があります。春雨に似た天候だから秋雨。
※昨日のような台風の降らす雨は秋雨とはいわないけれどね。
※秋の天気は移り気ですね。きょうもありがとうございます。
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20日(火)
軽々と飛びし命や秋の蚊や
すべての行為は殺戮につながっている?
食べるという行為ですら、
何かの命をいただいていることですが、
確かその通りなのですが・・・・
う〜ん
かるがると とびしいのちや あきのかや
季語=秋の蚊
※「空海と密教美術展」と「恐竜博2011
どちらもなかなか面白い展示でしたよ。かなり混んでいたけれど。
※う〜ん。きょうもありがとうございます。
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19日(月)
いつまでも加減を知らぬ法師蝉
年齢を重ねれば、
それなりに誰もが慎重になるものなのでしょうが・・・・
最近のご老体はお元気ですね。
いつまでも かげんをしらぬ ほうしぜみ
季語=法師蝉
※ツクツクホーシ、ツクツクホーシ、オーシーツクツク、オーシーツクツク・・・・ジー
※地中に居る蝉の幼虫は木の根の樹液を吸ってるんですってさ。じっと何年間も。
※この週末もすごい日射しですね。びっくり。
※敬老の日ですね。敬老の日も、おめでとうなのかな?
※あはは。きょうもありがとうございます。
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18日(日)
これ以上なにものぞまぬキリギリス
正論と暴論は、
ときどき、同じだったり、似ていたり。
これいじょう なにものぞまぬ きりぎりす
季語=キリギリス
※キリギリスはだいたい昼間に鳴きます。
※鳴き声を文字にすると、チョンギースなのだそうです。
※良い天気ですね。きょうもありがとうございます。
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17日(土)
夕暮れを求めて折らん曼珠沙華
目的ってなんですか?
ゆうぐれを もとめておらん まんじゅしゃげ
季語=曼珠沙華
※彼岸が近づくと咲く花で、彼岸花とも呼ばれます。
※マンジュシャゲとは、梵語(ぼんご)で紅い花という意味なのだそうです。
※その姿かたちから、死人花とか、幽霊花、狐花など不吉な名が付けられていますが・・・・
東京・日高市に曼珠沙華の花畑があります。一面を真紅に彩るさまは、
美しいとしか言いようがないと思います。今年は少し開花時期が遅いようです。
※花畑と御花畑は、違うって知ってました?
※花畑は草花がいっぱい咲いているところ。御花畑は高山植物が群生しているところ。
敬称を付けるほどに山は神聖な場所だったんですね。
※おや、まあ。きょうもありがとうございます。
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16日(金)
秋草やいずれひとりとなりぬべし
しみじみしちゃいました。
とか書いていたら、
また朝の4時になってた。
あきくさや いずれひとりと なりぬべし
季語=秋草
※眠すぎる。きょうもありがとうございます。
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15日(木)
コスモスの宇宙たるは花の色
当て読みをする句は、
一切つくってこなかったけれど、
なんか気が変わりました。
こすもすの こすもすたるは はなのいろ
季語=コスモス
※コスモスはメキシコ原産のきく科の一年草です。
※すっかり日本の四季に馴染んでいますよね。秋桜という当て字があるくらい。
※よく金字塔という言葉を耳にしますが、もとはピラミッドの当て字だったんですってね。
カタチが「金」の字に似ている塔だからなんだって。なるほど。
※花の色といえば、小野小町の
「花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに」が有名ですね。
「ふる」は、経ると古るを掛けているのでしょうか。
※まだだるい。きょうもありがとうございます。
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14日(水)
芋虫を幾つ葬り蝶を追う
俳句の基本は、動詞はひとつ。
「が」や「を」などの助詞は使わない。
と言われています。
いもむしを いくつほうむり ちょうをおう
季語=芋虫
※芋虫は芋のようだからイモムシなのではなく、イモの葉を食べるから芋虫なのだとか。
※もっともイモムシは総称で、種類によって食べる葉は異なる。
※夏の疲れのでるころですね。残暑も厳しいし、体調にお気をつけください。
という自分がすっかりひどい風邪を引きました。
※残念です。きょうもありがとうございます。
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13日(火)
なぜだれもわかってくれない十六夜
昨日は、なんとも綺麗な満月でしたね。
なので、今日は、
ちょこっと欠けた十六日の月、
十六夜(いざよい)ですよ。
なぜだれも わかってくれないいざよい
季語=十六夜
※「いざよう」は、ためらうという意味なのだそうです。
※実際に満月よりも出が少し遅れるそうです。
※俳句をはじめるまで、十六夜など知りもしませんでした。日本って風流ですね。
※ところで、間違えました。太郎冠者と次郎冠者は狂言の役柄の一つでした。
※めでませう。きょうもありがとうございます。
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12日(月)
声からし月は秋の潮誘う
ひと昔前の青春ドラマのように、
海に向かって叫ぶ人っているのでしょうか。
今も昔も、これからも。
今日は満月、十五夜ですよ〜。
こえからし つきはあきのしおいざなう
季語=秋の潮
※一般的に秋の海は祭りの後のように寂しい感じのするものなのかもしれません。
※週末はあまりの残暑に海に入りたいくらいでしたね。ほんと、暑かった。
※秋の潮は満ち引きの差が激しいといいます。
※潮の満ち引きは月の満ち欠けに関係しています。満月のときに潮が高い。
※陰暦二月と八月の満月の日はとくに潮が高くなるそうです。
※これを「初潮」といいます。陰暦八月十五日の大潮をいう季語です。
※春の潮は昼に高くなり、秋の潮は夜に高くなるとか。
※晴れますように。きょうもありがとうございます。
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11日(日)
曖昧な言葉をかけて竹の春
知ったかぶって、間違ってばかりです。
そんなつもりはないけれど、言葉が足りないんですね。
あいまいな ことばをかけて たけのはる
季語=竹の春
※竹は春に竹の子を産むので、そちらに栄養をとられて春に黄葉します。
※若竹が育つと、親竹も青みを取り戻します。ので、竹にとっては秋が春になるといいます。
※でも、竹の秋にくらべて、実感はうすいかもしれません。
※竹は成長が早いので、すでに一見して親竹と若竹の区別ができないのさ。
※花の名前をたくさん覚えたいと思う。俳句をやるなら、季節の花くらい・・・・
※最近、毎月のように吟行に参加しています。とにかく花の種類が多すぎます。
※完璧に風邪!きょうもありがとうございます。
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10日(土)
秋の七草七つ持ちたる封印や
「日本語の過去を万人の知識の中に!」
と書かれた古い古語辞典が机の上にあります。
ふと、この言葉が目にとまりました。
この辞書を開くことは、ほとんどありません。
あきのななくさ ななつもちたるふういんや
季語=秋の七草
※秋の七草は、春の七草とは異なり食べることのできない、野生の草花です。
※萩の花、尾花、葛の花、撫子(なでしこ)、女郎花(おみなえし)、藤袴(ふじばかま)、桔梗
※七という数字は、古くから陰陽学では重要な数字であったようです。
※数字の「七」で思い浮かぶのは、まず、月・火・水・・・・の一週間、虹の色。
ラッキーセブン、ウルトラセブン、キリスト教の七つの大罪、仏教の七宝、七福神、七つ道具、風車の弥七、七つの海、それから、七夕・・・・
※そういえば、なんで七夕は、七つの夕なんでしょうね?
※昨日更新しておいて、お知らせするのを忘れてました。
鳥居美智子さんの句集「桜の洲」続きをアップしています。よろしければ、どうぞ。
※風邪かな、なんだかだるい。きょうもありがとうございます。
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9日(金)
長月はもの悲しさの中間点
もの悲しさは、連鎖します。
と、書いてみました。
なんとなくこのフレーズが気に入っています。
ながつきは ものがなしさの ちゅうかんてん
季語=長月
※もちろん9月のこと。本来は陰暦の九月ですが、もう9月でいいのでしょうね。
※なぜ九月を長月というのか? 夜長の月だからという説が一番納得がいくかもしれません。
※陰暦九月を陽暦にすると、だいたい10月の上旬から11月上旬までになります。
※だんだん秋ですね。きょうもありがとうございます。
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8日(木)
花カンナ結びしものを結い直す
同じ「くやしさ」を
いつまでも抱えていては、
大人になれないのかもね。
はなかんな むすびしものを ゆいなおす
季語=カンナ
※カンナには、さまざまな品種があります。
※花色も多いのですが、カンナといえば燃えるような赤がまず目に浮かびます。
※ある小説で、不慮のケガで引退した元野球選手が、庭にカンナが咲くとバットで、
次々に花を打つという場面があったんですよね。ちょっと空恐ろしい感じで、
オチもタイトルも完全に忘れてしまったけど。
※そうそう。きょうもありがとうございます。
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7日(水)
秋海棠日に日に影の淡くなり
底が浅くて複雑なのは、
どうなの?、と思いますが、
深くて複雑なのは、
まぁしようがないかなぁ、
と思います。
しゅうかいどう ひにひにかげのあわくなり
季語=秋海棠
※日陰を好む花で、東洋的な感じのする花です。
※緑色の茎から伸びる紅い節々に、清楚なピンク色の花を咲かせます。
※別名を「断腸花」といいます。説明がむずかしくて由来がわかりません。
※そこそこ。きょうもありがとうございます。
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6日(火)
さよならを笑いながらに女郎花
自己主張って、
なんでしたくなるのでしょうかね?
さよならを わらいながらに おみなえし
季語=女郎花
※秋の七草のひとつです。
※秋の七草、ぜんぶ言えます? ぼくは言えません。
※別名を粟花。アワのように小さい黄色い花を傘状につけます。
※オミナエシの名は、女飯からの転化だと言われています。女性は粟飯を食べてたの?
※生きているから? きょうもありがとうございます。
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5日(月)
稲妻や愛とは知らず濁りたる
大熊猫(パンダ)をみました。
あのかわいさは、なんなのでしょうか。
熊なのに猫ってなんなのでしょうか。
いなずまや あいとはしらず にごりたる
季語=稲妻
※イマズマは、稲の妻と書きます。疑問に思ったこともありますか?
※古代、稲は雷光を受けて穂を実らせると信じられていたからなのだそうです。
だから、秋の季語なのですね。
※久しぶりに「無声」というのを味わいました。それはもう・・・・。
※ちなみに「無声」というは、句会で誰にも句を選ばれなかったことですよ。
※そんなこともあるんだと、言われました。ありますよ・・・・。
※出直します。きょうもありがとうございます。
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4日(日)
若さとも老いとも知らず花茗荷
昨日はいいことを、学びました。
やはり、俳句=人生、なのだそうです。
照れくさい感じはありますが、
言い換えるならば、
「お元気ですか? これがわたしの生きがいです」
となるでしょうか。
間違ってはいなかったんだなぁ、と、思いました。
わかさとも おいともしらず はなみょうが
季語=花茗荷
※ミョウガの花は、1日花。原産は中国なのだそうです。
※でも、つぎつぎと、やわらかな花が開きます。
※ありがとうございます。そして、きょうもありがとうございます。
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3日(土)
ゆっくりとこちらにおいで稲の花
感謝の気持ちのないものは、
いずれ忘れられてしまいます。
人間ってそんなもの、
とか思ったりして。
ゆっくりと こちらにおいで いねのはな
季語=稲の花
※日本人にとって、一番大切な植物かもしれません。主食ですから。
※稲の花といっても、花自体は見えないそうです。
小さく見ているものは、雄しべの一部なのだとか。
※なんとなく、そんな感じ。きょうもありがとうございます。
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2日(金)
目覚ましの鳴りたるままや秋薊
おとなりか、そのとなりか、もしくは上の階で、
ほぼ同時に目覚ましがなりました。
そんなこともあるね、と、ただそれだけです。
なかなか起きられなかったみたいです。
めざましの なりたるままや あきあざみ
季語=秋薊
※アキアザミの代表はフジアザミです。富士山に多いのでフジアザミというそうです。
※秋のアザミは他の季節より色彩が劣る分、影が薄い存在かもしれません。
※単にアザミといえば春の季語になります。
※「温句知新」アップしました。ついでに、みてみてね。
※秋眠も暁を覚えず? きょうもありがとうございます
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1日(木)
中秋やきのうの空の向こう側
今日からデザインをリニューアルしてみました。
文字も大きくしてみました。
最近、細かい文字で困る
という方々の気持ちが
少しわかるようになってきました。
ちゅうしゅうや きのうのそらの むこうがわ
季語=中秋
※秋を三つに分けた真ん中の月のこと。陰暦では八月。ちょうどこれからの時期です。
※少しずつですが、読み物を増やしていこうと思っています。
※でも、更新は不定期だと思います。のんびりお付き合いください。
※出来る範囲で、ゆっくり。継続できなければ意味がないので。
※きょうもありがとうございます。明日からもどうぞよろしく。
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