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2013年1月

31日(木)

臘梅に見合う枝ぶり息づかい

力強い枝ぶりに、それに見合うほどの黄色い花が咲いていました。
一輪はもろく無機質な印象でも、満開のそのときは思わず足を止めてしまいます。

ろうばいに みあうえだぶり いきづかい
季語=臘梅
※まるで蝋細工のような光沢が異質でいて香り高い花です。
※群生も美事ですが、青い冬空に1本だけ花咲くロウバイも絵になります。
※梅と書きますがまったくの別種。単にウメと同じ時期に咲くからという理由らしいです。
※夜はまだまだ寒いね。きょうもありがとうございます。

30日(水)

リモコンを放り出し春まぢかなり

テレビのリモコンですら
その機能の半分も使いこなせていない
のが現実です。

りもこんを ほうりだし はるまぢかなり
季語=春まぢか
※単に春も近いというだけでなく、春が待ち遠しと思う心を表す季語です。
※1月も終わりですね。日一日、春らしさを感じる今日この頃。
※明日は「愛妻の日」なのだとか。1をアルファベットにみたて「I=愛/31=妻」となるそうです。
※ちなみに愛妻に対する愛夫という言葉は……ないようで。
※いい日和でした。きょうもありがとうございます。

29日(火)

ブロッコリー誰かの夢は誰かので

「情熱はあるかね?」なんて面と向かって問われたら、
「いまどき、そんな!?」てなぁ具合に笑って誤魔化したくもなるだろうさね。

ぶろっこりー だれかのゆめは だれかので
季語=ブロッコリー
※傍題は子持花椰菜(こもちはなやさい)。
※食材としているのは、小さな蕾の塊と茎の部分ですよね。
※カリフラワー(花椰菜)と同じくキャベツの変種なのだそうです。
※そりゃそうでしょ。きょうもありがとうございます。

28日(月)

月光のはみ出しているおでんかな

コンビニで「おでん」っていつからだろう
と、ふと気になって検索してみたら、
1979年が最初だそうです。
そうだったかもしれない。

げっこうの はみだしている おでんかな
季語=おでん
※「おでん」は江戸から全国に広まったものらしいです。
※おでんの「でん」は田楽の田といわれています。焼く田楽と煮る田楽があったとか。
※煮る田楽が現在の「おでん」へと発展したそうです。
※じゃがいもとはんぺん。きょうもありがとうございます。

27日(日)

水仙花思う以上に上機嫌

最近のマッサージ器の進化にびっくりしました。
スイセンしたいけど、あまりに高額で買う気になれませんでした。
すごいんだけどね。

すいせんか おもういじょうに じょうきげん
季語=水仙
※スイセンは12月から1月、2月にかけて花をつけます。
※ギリシャ神話にも出てくるように、原産は地中海沿岸。ヒガンバナ科の多年草です。
※昔々に中国を経て日本に伝えられたと考えられています。
※明日は雪とか? きょうもありがとうございます。

26日(土)

白菜をひと洗いして晴れやかに

白菜は生食しないもの
という先入観があったのではじめは驚いたのですが、
白菜のサラダ、これがまた美味しいのだよ。
ざく切りにして適当なドレッシングをかけるだけなんですけどね。

はくさいを ひとあらいして はれやかに
季語=白菜
※白菜は中国が原産だそうです。言われてみればそうかもね。
※寒満月です。きょうもありがとうございます。

25日(金)

ひとの気を逸らさぬように着ぶくれて

可愛らしいお年寄りというのは、
共通してひとを悪く言わないですよね。
例外は、まぁ、どこにでもいるとしてね。

ひとのきを そらさぬように きぶくれて
季語=着ぶくれ
※ぷくぷくとね。きょうもありがとうございます。

24日(木)

寒鴉あちらでもなくこちらでも

昔、「旅から旅の旅がらす」とかいう、
なんかのナレーションがあったようなぁ。
いつかどこかで聞いたようなぁ。
なんだっけかなぁ。

かんがらす あちらでもなく こちらでも
季語=寒鴉
※冬のカラスのことです。枯れ枝などにとまるカラスは、絵になるだけに寒々とした感じがします。
※もっとも困難なことは「目的」を見つけること、なのかもしれないですね。
※なんだっけかなぁ。きょうもありがとうございます。

23日(水)

ぽんかんの緩く明るく何やかや

1月23日は、いちにさんの語呂合わせで
「ワンツースリーの日」なのだそうです。
ご存じでしたかぁ。

ぽんかんの ゆるくあかるく なにやかや
季語=椪柑
※ワン、ツー、スリー、GO!ってな感じで、
新しいことにチャレンジするきかっけの日としてほしい日なのだそうです。
※ポンカンはインド原産の柑橘類。大きさはミカンと同じくらいです。
※5月に花が咲き、12月から1月に成熟します。香りと甘みが特長。
※緩やかに。きょうもありがとうございます。

22日(火)

他人事と割り切るもろさ室の花

大寒も過ぎて正月の雰囲気もすっかりなくなった今日この頃、
松飾りに使った松に赤いチューリップが添えてありました。
今どきかもしれません。

ひとごとと わりきるもろさ むろのはな
季語=室の花
※本来は冬につぼみを持った花を室内で促成栽培したそうです。
※今は何でもありますね。きょうもありがとうございます。

21日(月)

騙し絵の中に住み着く寒雀

雪景色にスズメを一羽見つけて
「あれっ」と声を上げて指さした。
気づけば近ごろ、めっきり見かけなくなりました。

だましえの なかにすみつく かんすずめ
季語=寒雀
※羽根に空気を入れてまるまるとふくらんでいる寒い時期のスズメ。
※ふくら雀といい可愛らしい姿をしています。
※だから寒雀という季語があるのかと思いきや、寒中のスズメは美味なのだそうです。
※そうですか。きょうもありがとうございます。

20日(日)

かくかくとネジ巻きすぎて冬かもめ

前から欲しかったがなかなか買う気になれなかった、
タブレットにわざわざ接続する別売りのキーボードを買ってみた。
よくよく選んだつもりが、あはは、小さいだけに打ちづらい。

かくかくと ねじまきすぎて ふゆかもめ
季語=冬鴎
※カモメは海辺や潮入川に1年中いるイメージですが、多くはシベリアから渡ってくるらしい。
※慣れたもん勝ちってことか。きょうもありがとうございます。

19日(土)

冬菊や照れ笑いなどしてふたり

昔はこんなではなかった・・・・みたいなぁ(笑)

ふゆぎくや てれわらいなどしてふたり
季語=冬菊
※12~1月ごろに咲く遅咲きのキクのことです。寒菊とも。
※正確には寒菊は品種改良の園芸種を指すようですが、
今日ではこの時期に咲いているキクとして明確にどちらと区別することはないようです。
※あいまいなのがいいなぁ。きょうもありがとうございます。

18日(金)

本当も嘘も方便寒卵

寒卵について、いくつかの季語集に、
殻を割ると黄味が形よく盛り上がっていてよい
的なコメントがありました。
言われてみればぁ~・・・・そうでしたっけ。

ほんとうも うそもほうべん かんたまご
季語=寒卵
※ニワトリの卵のことで、寒中だけの呼び方です。
※寒中に産んだ卵は長く貯蔵でき、特に栄養豊富だといわれています。
※気づいてないことだらけ。きょうもありがとうございます。

17日(木)

雪道の真っ直ぐ伸びるスカイツリー

「雪道」の読み方を辞書で確認しておこうと思った。
他の読み方がないか、ふと気になったのだ。
と、ある俳優さんの名前が頭に浮かんだ。
変わった名前だよなぁなどと思いつつ、
気づくと「もこ」に続く「みち」を辞書で探していた。
あるわけがなかった。

ゆきみちの まっすぐのびる すかいつりー
季語=雪
※そういうことあるある。きょうもありがとうございます。

16日(水)

雪掻いて角ある雪となりにけり

スニーカーなどに簡単に取り付けられる
凍結路面用の滑り止めバンドって、いいですね。
使っている人を見たら欲しくなりました。
といっても、雪はたまのことなので、
明日あさってには忘れているかもしれないね。

ゆきかいて かどあるゆきと なりにけり
季語=雪掻き
※気を付けて。きょうもありがとうございます。

15日(火)

三寒に潜り込んでは四温かな

大雪が降ってしばらくは、
歩くだけで・・・・、いえいえ、いい運動になりますね。

さんかんに もぐりこんでは しおんかな
季語=三寒四温
※三日寒い日が続くと四日温かい日が続くという天気のこと。
※季語ですが日本ではなく、中国大陸等で見られる特徴的な天候だそうです。
※でも気分的にはよくわかる言葉だから、季語としてよく使われているように思います。
※とけるのもはやいか。きょうもありがとうございます。

14日(月)

大切にされて葉牡丹うずくまる

雪の中を少々長めの散歩をしたら、
ちょっとばかり筋肉痛になったようです。

たいせつに されてはぼたん うずくまる
季語=葉牡丹
※葉ボタンはキャベツの変種です。
※如何に美しく見せるか、観賞用としての改良は江戸時代からといわれています。
※色付きの葉の重なり具合がボタンのようだということで、この名が付いたとか。
※成人の日。きょうもありがとうございます。

13日(日)

寂寞の囲いの中の寒牡丹

花は誰のためというわけではなく、
自分自身のために咲くのが本分、
なんてことをふと思い出してしまった。

せきばくの かこいのなかの かんぼたん
季語=寒牡丹
※「花王」といわれるボタン。真冬にも美事な花を咲かせるのが寒牡丹です。
※ボタンは初夏と初冬に咲く性質をもっています。
※寒牡丹は初夏の蕾を摘み取ることで、厳寒期に開花する力を温存させているそうです。
※藁囲いなどで寒さから守りながら手間をかけ、美事な花に育てます。
※明日は雪とか? きょうもありがとうございます。

12日(土)

人間は誤算がいっぱい雪だるま

久しぶりに食べた「雪見だいふく」は、
ひとまわり小さく見えました。

にんげんは ごさんがいっぱい ゆきだるま
季語=雪達磨
※でもなんか美味しくなってた。きょうもありがとうございます。

11日(金)

鼻歌まじりにて鏡開きかな

スーパーで買ってきた鏡餅
(をかたどったプラスチックの底のフィルム)
を開きました。

はなうたまじりにて かがみびらきかな
季語=鏡開
※鏡餅は神聖なものなので、「割る」でもなく「切る」でもなく「開く」なのだそうです。
※鏡開は正月の歳神さまに供えた鏡餅をみんなで食べる正月の行事です。
※昔ながらの鏡開きは乾燥してひびの入った餅を、多くは一月十一日に手や木槌などで割って食べやすい大きさにしました。
※そんなものですね。きょうもありがとうございます。

10日(木)

団欒を続けるための冬苺

季語の意味合いも時代によって変化しています。
わたくしなどは何の疑問もなく最初から
冬苺=温室栽培のオランダ苺なのでした。

だんらんを つづけるための ふゆいちご
季語=冬苺
※本来の冬苺は小粒の木苺、山野に自生し田んぼのあぜ道などにも生えているそうです。
※現在では温室栽培も含めて冬になるイチゴを冬苺と呼びます。
※温室栽培のための「室苺」という傍題があります。
※売り場のイチゴは目立つから。きょうもありがとうございます。

9日(水)

左手に冬の銀河が降りてくる

寒いからトイレに行く頻度が増える。行けば手を洗う。
ハンドクリームをいちいち塗るのはめんどくさい。
なんか気付いたら手がカサカサでした。

ひだりてに ふゆのぎんがが おりてくる
季語=冬銀河
※銀河は天の川のことです。
※冷え冷えとした夜空では星の瞬きですら鋭く感じます。
※頑丈じゃないんですよ。きょうもありがとうございます。

8日(火)

一二枚めくりて起こす初暦

今年は昭和88年、大正102年、明治146年の計算になるそうです。
「今年は昭和にすると何年だっけ?」
覚えておくと役に立つこともあるかもしれません。

いちにまい めくりておこす はつごよみ
季語=初暦
※新年になり新しいカレンダーを使い始めることを初暦といいます。
※初暦という言葉、今では俳句くらいでしか使ってないのか。
※ないない。きょうもありがとうございます。

7日(月)

福引や今年こそはとまた願う

福引きではポケットティッシュ以外にもらったことがないね。
それ以外でも思い出に残る何かをもらった記憶は、ないね。

ふくびきや ことしこそはと またねがう
季語=福引
※福引きは、鎌倉時代に行われた餅占いが語源だといわれています。
※福引きの「福」は餅のこと。
※正月に2人で1つの餅を引き合い、餅のちぎれ具合によってその年の吉兆を占ったそうです。
※そうなんだよなぁ。きょうもありがとうございます。

6日(日)

自転車の埃を払う小寒や

週明けが仕事はじめの人も多いのでしょうね。
これにて正月気分も終わりです。

じてんしゃの ほこりをはらう しょうかんや
季語=小寒
※寒の入りです。一年でもっとも寒い時期へと突入いたしました。
※これからが本格的に寒い。きょうもありがとうございます。

5日(土)

負けん気の弱くて強い福わかし

笑う門には福来たる。
いつか「もん」と読む人の数が
圧倒的多数となる日が来るのでしょうか。

まけんきの よわくてつよい ふくわかし
季語=四日
※諸説あります。元旦に汲んだ若水を湧かすこと。新年初めての煮炊きを祝う言葉。
※若水は元旦の未明に汲む井戸水のことで、その際には水神にお供えをしたそうです。
庶民にとっては、今は昔のお話ですね。
※もう一説は、四日や七日などに神棚の鏡餅などを下げて鍋で煮ること。
これは今でもやっていますね。
※早い話が、きょうもありがとうございます。

4日(金)

退屈はうかうかとして四日より

自画自賛ってほんとはとても自然で当たり前で大切なことなのかもね。

たいくつは うかうかとして よっかより
季語=四日
※官公庁や銀行などは4日を仕事始めとするため、(一月)四日は季語となっています。
※すぐ土日休みだね。きょうもありがとうございます。

3日(木)

鮟鱇のすべての煮ゆる三日かな

正月には、いつものことが特別になったり、改まったり。
ご馳走になっただけですが、正月は鍋の中身も豪華でした。

あんこうの すべてのにゆる みっかかな
季語=三日
※箱根駅伝って面白いですね。久しぶりに観て、あらためて思いました。
※正月はいつまで? きょうもありがとうございます。

2日(水)

辛口で甘口なりし二日かな

お酒に限らず、辛口より甘口の方が好きです。

からくちで あまくちなりし ふつかかな
季語=二日
※昔から一月二日は何かをはじめる吉日とされています。
※食べ過ぎ飲み過ぎな1日でした。きょうもありがとうございます。

1日(火)

願いごと少し多めのお正月

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

ねがいごと すこしおおめの おしょうがつ
季語=正月
※1年365日。きょうもありがとうございます。