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2013年4月

30日(月)

怖気づき疲れてしまう春ぼこり

我ながら要領が悪いと思うのですが、
忙しくしていたら昨日も今日も一歩も外に出てませんでした。

おじけづき つかれてしまう はるぼこり
季語=春ぼこり
※春は風の強い日が多いから埃っぽいよね、という季語です。
※もう5月なんですね。ゴールデンウイークなんですね。
※おつかれ、おれ! きょうもありがとうございます。

29日(日)

肩こりの肩に手をやる昭和の日

通販番組を見ていると、うっかり買いそうになっています。
でも番組中に買うことはない。
テレビを消したらあっという間に忘れて、いつも買わない。

かたこりの かたにてをやる しょうわのひ
季語=昭和の日
※「みどりの日」から「昭和の日」になったのは、今から6年前の平成19年(2007年)だそうです。
※ぜんぜん覚えていない。きょうもありがとうございます。

28日(日)

溜息が二つ重なりシクラメン

最近、真夜中にひとり原稿を書いていると、
どこからともなく鳥の声らしきものが聞こえてくる。
不思議でしようがない。
が、めんどなので音の方向すら確認してない。
そもそも不思議だから面白いのに、
あけすけにして何が面白いのだろうか。
(たぶん冷蔵庫の製氷機あたりの作動音だろう
と思っているのですが、もちろん確証はない)

ためいきが ふたつかさなり しくらめん
季語=シクラメン
※代表的なシクラメンは紅色で、炎のような花の形が特長です。
※ゆえに篝火草(かがりびそう)という名もあります。
※花色は紅のほかに、白、ピンク、絞りなどがあり多彩です。
※とうとう、と? いえいえ。きょうもありがとうございます。

27日(土)

平皿のひとつを欠いて水温む

先日、手が滑って平皿を一枚割ってしまいましたが、
考えてみるとお皿って意外と割らないものですね。
たぶん年に一枚もない感じです。

ひらざらの ひとつをかいて みずぬるむ
季語=水温む
※やさしい季語ですね。きょうもありがとうございます。

26日(金)

UFOは右に左に春うらら

日中の東京は初夏のような陽気でしたが、
春はいつまでが春なのでしょうかね。
毎年思います。夏になると忘れます。

ゆーふぉ―は みぎにひだちに はるうらら
季語=春うらら
※春の陽気にすべてが明るく優しくみえる様子、というか雰囲気、というか空気。
※西に東に。きょうもありがとうございます。

25日(木)

有り余る失せもの探し春の宵

最近、「かため」の歯ブラシを使っています。
「かため」は本当に固い。
当然ですが、「ふつう」よりも固い。
「やわらかめ」に比べたらどうしようもなく固い。
固くて歯ブラシなのに融通が利かないのだもの。
歯ブラシなのに。
(好みは人それぞれですが)
表示をよく見もしないでヒョイと買ってきた人間が悪いのであって、
歯ブラシにはなんの罪もない。わかってる。
でもやっぱり、歯ブラシも「ふつう」が一番(と、思う)。

季語=春の宵
※「まだ宵のうち」というのは午後9時くらいまでを言うそうです。
※近頃は何時頃までが宵の口なんでしょうかね。
※そんなことはどうでもよいと? きょうもありがとうございます。

24日(水)

またしても宝探しの葱坊主

「嫌なものは嫌だ!」という気持ちには、
なかなか勝てないものですものねぇ~。

またしても たからさがしの ねぎぼうず
季語=葱坊主
※種を取るために畑に残しておいたネギが花を付けます。
※ネギの緑色の部分を長く伸ばし、その先端に白い花が球状になって咲きます。
※一本の太い花茎に一個の白い球、その姿はまさに坊主頭です。
※ネギボウズという名から擬人化されることも多い季題です。
※少しへそを曲げた人。きょうもありがとうございます。

23日(火)

近況を伝え満天星つつじかな

春風邪を引いてしまい、今ひとつすっきりしません。
この不規則な天候のせいにしたいところなのですが、
それでも風邪ひとつ引かない人もいます。
まるで、生まれながらに風邪を引く人と引かない人の役割があるかのようで‥‥
それはそれで互いに損な役回りなのかもしれない。

きんきょうをつたえ どうだんつつじかな
季語=満天星躑躅
※鈴なりに咲く白い花はスズランに似ています。名前の通りツツジ科です。
※満天の星のようだから、この名がついたのでしょうか。
※お元気ですか。きょうもありがとうございます。

22日(月)

振り返るなんて苦手とチューリップ

個人的にはチューリップは、
遠めから眺めている方がよいかと。
枯れ方とか雌しべの感じとか、
なんとなく苦手なんでしょうね。

ふりかえるなんてにがてと ちゅーりっぷ
季語=チューリップ
※チューリップをそらで描けない子供はまずいない、といいます。シンプルで、印象的で、分かりやすいカタチなんでしょうね。
※最近はいろんな形があるようです。きょうもありがとうございます。

21日(日)

やさしさのつもりがつもる穀雨かな

あまりの寒さに片付けたはずの炬燵が再登場しました。
一度もぐると抜け出せません。気合です。

やさしさの つもりがつもる こくうかな
季語=穀雨
※穀雨は二十四節気のひとつ。ほぼ15日ごとに清明→穀雨→立夏と続きます。
※春雨の多い時期なので穀物のための雨、穀雨といいます。
※穀雨の時期の終わり近くに八十八夜があり、穀雨を過ぎれば夏の‥‥はずです。
※4月も中旬なのにね。きょうもありがとうございます。

20日(土)

蛙の子抗いながら知りながら

カエルの子も少量ならかわいらしいのですが、
うじゃうじゃと池の端などに固まっている姿はどうカト?

かえるのこ あらがいながら しりながら
季語=蛙の子
※オタマジャクシのことです。
※俳句では中国語の「蝌蚪」を音読して「かと」と詠むのが一般的かもしれません。
※料理道具のお玉(お玉杓子)に似ているからオタマジャクシと呼ばれるようになったそうです。
※「お玉」の正式な呼び名が「玉杓子」だとは、いまのいままで知りませんでした。
※どうでもよかと? きょうもありがとうございます。

19日(金)

春陰や乱暴に蕎麦流し込む

今日の寒さは二月の末ごろの余寒だね。
春寒、冴え返るだね。
でも震えている人は見かけなかったなぁ。

しゅんいんや らんぼうにそば ながしこむ
季語=春陰
※明るい春のイメージとはうらはらな曇り空のこと。
※明日はさらに寒いらしい。きょうもありがとうございます。

18日(木)

さり気なく爪先を打つ藤の花

藤の花は執心の強い花といいます。
その下にはどんな恨みがあるのかと。
そう見えなくもないが、そう言われなければそうは見えない。
優雅な花です。

さりげなく つまさきをうつ ふじのはな
季語=藤
※古くから観賞用の藤棚として栽培されてきました。
※花房は長いものは1~2メートルにもなるといいます。
※満開です。きょうもありがとうございます。

17日(水)

青空のボタンを押して春愁

そういえば、「どうもありがとう」のドウモって何だろう。

あおぞらの ぼたんをおして はるうれい
季語=春愁
※春ゆえの気怠さ、哀愁、物思い、なのかしら。
※やあ、どうも。きょうもありがとうございます。

16日(火)

それとなく見つめた先に蠅生る

またTwitterのアカウントが盗まれた。
これで2度目。
不用心にリンクなどを開かないようにしていたのですが‥‥‥‥
なんでぇ~!!

それとなく みつめたさきに はえうまる
季語=蠅生る
※生まれたばかりの小さいハエのこと。もしくは羽化するハエのこと。
※越冬するハエもいるらしく、この時期に目にする大きなハエは越冬した成虫なのかも。
※気を付けましょう。きょうもありがとうございます。

15日(月)

境界線まことしやかに花水木

鼻歌って聞かれると、けっこう恥ずかしい。

きょうかいせん まことしやかに はなみずき
季語=花水木
※日本のヤマボウシに似ているので、アメリカヤマボウシとも呼ばれています。
※明治時代に日本からワシントン市に桜の木を送ったそうです。
※そのお礼として送られたのがハナミズキです。
※淡いピンクの大柄な花はどこか洗練された感じがします。
※庭木として人気のようで、街のあちこちで見かけます。
※が、花に見えるものは本来の花ではありません。
※あれは蕾を包んでいた苞(ほう)と呼ばれるもの、なのだとか。
※本当の花は小さく、中心に寄り集まるように咲いています。
※白色もあります。きょうもありがとうございます。

14日(日)

いろいろが吹きだまりおり四月かな

20年以上前にヒットした映画を、ふたたび観ました。
けっこう感動した記憶はあるのに、物語についてはすっかり忘れていました。
おかげで少し得した気分です。

いろいろが ふきだまりおり しがつかな
季語=四月
※風が強いですね。きょうもありがとうございます。

13日(土)

わがままのひとつも言わずつつじ咲く

ツツジにはそれぞれに○○ツツジという名前があります。
どれも同じに見えるから
「ツツジ」とひとまとめに呼ぶことが多いのかもしれません。
近くのなんとか緑地にも歩道のツツジとそっくりな花が咲いています。
でも枝ぶりはまるで違います。
前を通るたびに、ツツジに似たあの花は何だろう、と、
ここ数日、考えていました。
今もわかりません。

わがままの ひとつもいわず つつじさく
季語=つつじ
※ツツジの花や葉には毒があるといわれています。
※わざわざ調べない。きょうもありがとうございます。

12日(金)

山吹の一重は一重八重は八重

先日、パソコンを買い替えたついでに
インターネットも光通信にした。
これまでは何だったのだ、というほどに速い。
ついでに言えば、Windows8の起動も速い。
だからほんとに速い。
速い速いと喜んでいるうちが花なのかもしれない。

やまぶきの ひとえはひとえ やえはやえ
季語=山吹
※バラ科の落葉低木で、鮮やかな黄色い花に緑色のしなやかな枝が特長です。
※この枝は一年中青々としているため、花のない時期でも識別しやすい。
※花には一重と八重がありますが、八重の花は実が付かないそうです。
※ヤマブキといえば太田道灌のエピソードが有名です。
「七重八重花は咲けども山吹のみの一つだになきぞかなしき」
詳しくは『太田道灌、山吹』で検索すれば、すぐにわかると思います。
※ヤマブキの花の盛りですね。きょうもありがとうございます。

11日(木)

花冷えのベンチに深く腰掛ける

ファストフードにて。
飛び込むようにトイレのドアを開けたら、
ちょうど店員さんが掃除をしていた。
思いっ切りドアをぶつけてしまった。
「申し訳ありません、ただいま清掃中です」
と、笑顔で返してはくれたが‥‥‥、
はたして、痛くなかったのかい??

はなびえの べんちにふかく こしかける
季語=花冷え
※桜の時期はまだ天候が不安定なので、急に寒くなることがあります。
※それを花冷えといいます。きれいな言葉です。
※日本に生まれてよかった。きょうもありがとうございます。

10日(水)

ひりひりとしているときの目借時

SFとかファンタジーみたいに、
他人や動物の目を通して世界を眺めたら、
最初はやっぱり乗り物酔いみたいになるのかね。

ひりひりとしているときの めかりどき
季語=目借時
※うつらうつらと眠くなるような春の陽気をいいます。
※眠くなるのはカエルに目を借りられているからだと言い訳しています。
※言われてみれば、カエルは眠たそうな目をしています。
※ちょっとマニアックな季語かもね。きょうもありがとうございます。

9日(火)

とばっちり気味に桜しべ降る夜

桜しべで赤く染まる遊歩道とか、風情があります。
でも、掃除が大変なんだろうなぁ、とか
情緒のないことも同時に考えています。

とばっちりぎみに さくらしべふるよる
季語=桜蘂降る
※東北は今からが見頃ですかね。きょうもありがとうございます。

8日(月)

だんだんとふらここ大きく揺れにけり

サクラの花びらもきれいに片付けられていて、
芝生は薄っすらと青みを増してきていて

だんだんと ふらここおおきく ゆれにけり
季語=ふらここ
※ぶらんこのこと。ふらここは古語。鞦韆(しゅうせん)は中国からきた呼び名です。
※「ぶらんこ」はポルトガル語から派生した名前です。
※そっか、お引っ越しの季節なんですね。きょうもありがとうございます。

7日(日)

なにもかも欲張りすぎる春疾風

砂でひどく汚れたスニーカーで昨日の雨の中を歩いたら、
思いのほかキレイになりました。

なにもかも よくばりすぎる はるはやて
季語=春疾風
※春の強風のことで、雨をともうこともあります。
※西または南の風。きょうもありがとうございます。

6日(土)

たんぽぽの鼻歌まじる境界線

タンポポは、愛らしく逞しく、
どこででも生きていける、というのが本質。
西も東も左も右も、じつはまったく関係ない、
のかもしれない、ですね。

たんぽぽの はなうたまじる きょうかいせん
季語=蒲公英
※タンポポには、鼓草・藤菜・田菜という別の呼び名があります。
が、タンポポはやはりタンポポのようです。
※どう見分けるかは知りませんが、タンポポにも種類があります。
※関東蒲公英・関西蒲公英・蝦夷蒲公英、そして西洋蒲公英などがあります。
※昨日、20年ぶりに高校時代の親友と飲みました。お互いにいろいろあって連絡が途絶え、先日偶然、フェイスブックでつながった。はじめて珍しい名前を付けてくれた親に感謝したかも(笑)
※キラキラネームじゃないけどね。きょうもありがとうございます。

5日(金)

心にもないこといって花蘇芳

春といえば、
「サクラさんの美しさにはかなわないわ」
「あら、そんなことなくてよ、ズオウさんのお召し物もとてもすてきよ」
「そんなだめだめ、その繊細なピンク、うらやましいわ~。わたしなんてまだまだ。
でもみて、この深み、素敵でしょう。わたしとても気に入っているの」
「え、え、とてもお似合いよ」
「でも、春といえば、みんなサクラ色よ、ねぇ~」
そんな感じの、空虚。

こころにも ないこといって はなずおう
季語=花蘇芳
※木の大きさは大体2~3メートルくらいです。庭木として好まれ、庭園や公園にも多いです。
※原産地の中国ではサクラほどの大木にもなるようです。
※小さい蝶のような濃いピンク色の花を枝いっぱいに咲かせます。
※花が終わるとハートの形をした葉が芽吹きはじめます。
※過去と他者の心は変えられないから。
※仲良くね。きょうもありがとうございます。

4日(木)

不確かな人の流れに桃の花

かなり長いこと、
ウメの花の別称がモモの花なのだと思っておりました。

ふたしかな ひとのながれに もものはな
季語=桃の花
※桃は花と実をたくさんつけることから、一兆、二兆の兆の字が付けられているのだとか。どんだけ。 ※桃の花が咲いています。きょうもありがとうございます。

3日(水)

独り言たまにつぶやく菜種梅雨

春の嵐、春疾風などの季語にしようかと思ったが‥‥
(さらによさげじゃないですか)
いつもの独り言です。

ひとりごと たまにつぶやく なたねづゆ
季語=菜種梅雨
※春に冷え冷えとしぐれることを春時雨、やさしくも降り続く雨を春霖(しゅんりん)、
そして菜の花の咲くころの長雨を菜種梅雨といいます。
※菜種梅雨は3月末から4月はじめに降る長雨で、作物を育てる恵みの雨のようです。
※春疾風(はるはやて)は、この季節の強風や突風のことです。
※それにしてもよく降りますね。きょうもありがとうございます。

2日(火)

雨に濡れ致し方なく落椿

気まぐれで
エイプリールフールの日の
全国紙すべてを読み比べてみました。

あめにぬれ いたしかたなく おちつばき
季語=落椿
※ツバキの学名は、カメリア・ジャポニカというそうです。
※しとしとぴっちゃん、春なのに。きょうもありがとうございます。

1日(月)

ぬけぬけとそ知らぬふりの四月ばか

嘘とするか、本当とするか、
エイプリールフールですね。

ぬけぬけと そしらぬふりの しがつばか
季語=四月馬鹿
※また今日は、昨日とは打って変わっていいお天気ですこと。
※1日で月曜で新年度ー! きょうもありがとうございます。