2008年

7月31日(木)

嫌われてどれだけのこと蝉時雨

やる気って大切です。当たり前過ぎるけど。
でも、やる気を削ぐ人、というのも確かにいるもので・・・・。
またこれが不思議、自分が人のやる気を削いでいるのに、
やる気をなくす方がむしろ悪いみたいな?
それって、どうなの?

きらわれて どれだけのこと せみしぐれ
季語=蝉時雨

仕事に限らず、毎日のことは、たのしくなくちゃね?
いつもありがとうございます。

※蝉時雨を海外の人はうるさいと感じるとか? 日本では風情。ま、一概には言えないけどね。時間帯にもよるしね。
※100のうち70でよいのかも。よほど譲れないことでもない限り、60でもいいくらいかもね。なんとなくね、そんな感じね。


7月30日(水)

病葉や同じあなたにさようなら

いゃ〜、
疲れって知らぬ間にたまっているものなんですかね〜。
早起きが、大して早くないけど・・・・つらい。
なんでだ? ここのところ忙しいからか? そうかも。
これからまだまだ暑さが厳しくなるね。
だいじょうぶ?
暦上は8月から秋だけどね。
冗談みたいですよね。
体調に気をつけましょう。
お互いにね。
いつもありがとうございます。

わくらばや おなじあなたに さようなら
季語=病葉

※時季はずれの朽ち葉や落ち葉のことです。
青葉の中に、紅葉のように赤や黄白色に変色した葉があればそれが病葉です。


7月29日(火)

すれ違うことも楽しき暑気中り

あっそ、みたいな感じですか?
ここだけの話、じつは深い意味があるのよね。
内緒なんだけどね。
ほんとは、大した意味などないんだけどね。
どっちなんだ? どっちだろ? どっちだと思う?
どうでもいい? そりゃそうだ。

すれちがう こともたのしき しょきあたり
季語=暑気中り

いつもありがとうございます。

※暑さ負け、暑さあたり。きょうも暑いのかね〜? もうぐったり?
※きのうの夕焼けは綺麗でしたね。全国的に? そうそう、大ヒット作の2作目なので油断してましたよ。今ごろ見て、大泣きしちゃったよ。「ALWAYS 続・三丁目の夕日」ね。すごい才能ですよね。ぶちゃっけ、うらめ・・・・うにゃ、うらやましい。
※自分の思い通りにいかないことに、いちいち腹を立てていたら疲れちゃいますよね。世の中のすべてが気に入らないなんって、ほんとは、そこに馴染めない自分自身を大嫌いと言っているようなものなのかもね? ときどき、ふと、そんなことを感じますよ。


7月28日(月)

氷水とければただの水なのに

怒っている時間が、一番もったいないかも?
あ、まった寝坊した・・・・。
月曜から猛ダッシュ?
では、また明日。

こおりみず とければただの みずなのに
季語=氷水

※かき氷のことです。地域によって呼び方が違う? 同じ?


7月27日(日)

夕闇に奢る金魚の溺れ下手

正しい日本語ってなんなのさ、って、ときどきぶつかっちゃいますよ。
壁のようなものに、ごっんと。
誰がそれをよろこぶの? 変化は受け入れるべきじゃないの?
感謝される? 誰に? 誰が? なんで? むずかしい?
苦手だね。

ゆうやみに おごるきんぎょの おぼれべた
季語=金魚

※1巻からちゃんと買いましたよ。もぉ〜〜、はまっちゃいましたよ。ツボですよ。すごいですよ。これですよ。
※20代中盤の頃の話。スポーツ局というところに配属されました。3年くらいいました。
当時はアシスタントだったので、大した苦労話でもないのだけれどもね。
転職時の面接で、「スポーツは好きですか?」という質問に、「嫌いじゃないです!」と元気に応えたのね。
それが運の尽き? ひどいのよ。たとえば、当時、大人気だったJリーグの鹿島アントラーズさ。
「鹿島」とか「アントラーズ」とか呼ぶ人がいるでしょう?
だからさ、今はそんなことないんだけどね、さすがにね、詳しくもないけどね、
別のチームだと思ってたんだよ。
「阪神」と「タイガース」を別の野球チームだと思うようなもんだ。ちがう?
そんなのがスポーツ局のアシスタントだからね。まわりは、びっくりさ。ぼくもびっくり。
言葉って、むずかしいですよね。あはは。なんだそれ。楽しい思い出です。
※いつもありがとうございます。


7月26日(土)

一番に大切なこと沙羅の花

やらない方がいいと思う気持ちと、やるべきだと思う気持ち。
迷うことは、いろいろありますね。雑多です。
大体において、あせることそれ自体が間違いのようです。
紆余曲折の元締め? もしかして?
そうかも、そうかも。
あ、そうかも。

いちばんに たいせつなこと しゃらのはな
季語=沙羅の花

いつもありがとうございます。


※シャラの花は、インドの沙羅双樹に似ていることから付けられた名前なのだそうです。植物名は夏椿。ツバキ科で盛夏に白い5弁の花を咲かせます。散るときもツバキと同じく花ごと落下します。
※「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響き有り。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理を顕す。・・・・」
平家物語の冒頭文、古文の授業でしたっけ? 暗記させられましたよね。すっかり忘れてたけど。


7月25日(金)

このままでいい筈はなし水中花

欠点など気にならない、
他人も自分も、そうなるまで良点を伸ばせばいい。
もちろん、自分自身で。誰も助けてなどくれやしない。終点もない。
今も昔も変わらない。
人の幸せをも手放しで喜べる人は、
たぶん、「いま現在」を、しっかりと受けとめている人。
なんか、ですね。
わかっちゃいるけど・・・・なんですよねぇ〜。

このままで いいはずはなし すいちゅうか
季語=水中花

いつもありがとうございます。


※水中花は、すでに瓶などに入っているものだと思っていましたが、季語集などを見ると違うみたい。もともとは水の中にいれると、ぱっと花が開くように、それこそ綺麗な草花などの形になる玩具、だったんですって。言われてみれば・・・・どこかで見たことがあるかも?
※話題のマンガを読んでみよと思って、買ったらさ。1巻じゃなく4巻だった。読みながら、なんか変だなぁと・・・・、そんな自分に、びっくりしちゃった。あはは。似たようなことは、よくあるよね? ね?


7月24日(木)

青空がすべてを夏に誘いたる

人は見た目で判断されている、のであって、
見た目で判断できるわけではないのね。
妙な言い回し?
何の基準もないというのは、途方もなく不安なもの。
平気なつもりでいても、どこか不安定なもの。
ときどき間違って、ときどき・・・・。
梅雨明けはいつなのさ?と思っていたら、
もう明けていたんですね。
そっか。

あおぞらが すべてをなつに さそいたる
季語=青空

いつもありがとうございます。



7月23日(水)

強さとも弱さとも知る古扇

共通点がたくさん見つかるといいですね。
たぶん、見つけようと思えば、いくらでもあるのでしょうね。
どんな人でも、ひとつくらいは、ある、のかな?
そうでもないのか?
無理する必要などないけどね。
相違点を見つ出すより、少しだけ、努力がいるのかもね、きっと。

つよさとも よわさともしる ふるおうぎ
季語=扇

いつもありがとうございます。

※折り畳むことのできる扇(扇子)は日本で発明されたものなのだそうです。コウモリの羽から発想されたとか? ほんと? もちろん、諸説あります。懐に入れた木簡からとかね。なんとなく、うれしい。


7月22日(火)

ひまわりやさみしきひとの夢のなか

名もない花は、名前を知らないだけだったりして・・・・。
名は体を表すとか。
大切ですね。
高校のときの現代国語の先生が言っていたなぁ、そういえば、
「親が贈る一番のものは、名前なんだ」って。
わかるような、わからないような。

ひまわりや さみしきひとの ゆめのなか
季語=向日葵

今年のひまわり、でかくない?

ゴッホの「ひまわり」、ひとつだけじゃないって、知ってた? ぜんぜん知りませんでしたよ。


7月21日(月)

不安より不安が出でしソーダ水


いつから手ぶらで外出しなくなったんだろう?
できなくなった、という方が正しいのかな?
それに良いも悪いもないけどね。
なんとなくね。

ふあんより ふあんがいでし そーだすい
季語=ソーダ水

いつもありがとうございます。

※厳密に言ったら、いろいろあります。いまどきソーダと言えば、炭酸飲料の総称みたないもの? そもそも言わない? 言わないよね? そうだ、そうだ。飲み屋以外で言わないね。普段は炭酸系って言っているかな? ま、いいや。
※これは結構はっきりと覚えているんですけどね。小学校2年生まで、ポケットのこと、コペットって書いていたのね。自分の名前も漢字で書けなかったし、ね。どうでもいいこと、でしたね。
※そうそう、「ソーダ」で思い出したぞ。また映画。2004年に話題だった「ホテルビーナス」って、どう? 主人公のラスト近くの熱演に、もぉ〜ボロボロと涙しましたよ。当時はね。いまは、どうだろう?


7月20日(日)

忘れねば生きては行けぬ茄子の花

はたらくって、つかれます。
何に疲れているんだろう?、って、まいどまいど、思うけどね。
結局のところ、人間関係なのかな?
仕事って、一般的には、せまい限られた空間で行うものだもんね。
どんなに大企業であったとしても、閉鎖的であることにはかわりはない、
でしょう?
自由に換気すらできないようだし。
「空気」って、大切です。

わすれねば いきてはゆけぬ なすのはな
季語=茄子の花

※ナスには「あだ花」がない、そうです。「あだ花」というのは、咲いても実を結ばない花のこと。
しかもナスは茎の何でもないところに花をつけるのだとか。かわってなすわね。
※実際には落花も多いとか? そういうものでしょ?
※あるなしクイズ〜! 何だ突然? 人間になくて、他のほ乳類にある能力って、なんだ〜? クイズじゃないじゃん。
答えはこちら。 期待しないどいてね。手放しで信用もしないでね。ふふ。
※不適より素敵のほうがステキです。あたりまえ? いつもありがとうございます。
※アニメ映画「茄子 アンダルシアの夏」、おもしろいですよ。
日本アニメ映画として初めてカンヌ映画祭に呼ばれた作品らしいです。しかも監督は、あの宮崎監督の愛弟子だとか?
受け売りです。 続編の「茄子 スーツケースの渡り鳥」も、楽しめますよ。


7月19日(土)

幸せのコツのあるなしプチトマト

2つのことは、同時にできない。
うそだと思うだろう。不器用な奴だな、と笑う人もいるだろう。
自分は特別なのだと思っている人もいるのだろう。
わかるよ、その気持ち。いまはないけど。
「できる人」とは、同時平行で、物事をより多く処理できる人?
いつの時代も、そんなイメージが強いみたい。
できないって。できるわけがない。勘違い。はっきり幻想。世迷い言。
ちょっと言い過ぎ?

しあわせの こつのあるなし ぷちとまと
季語=トマト

※トマトも、もともとは鑑賞用として輸入されたものらしいです。キャベツもだっけ? 旬は7月ごろ。明治後年〜大正になってから食用として栽培されるようになったとか。
※トマトは野菜かフルーツか?、って問題をときどき耳にしますね。トマト好きとしては・・・・どっちでもいいんですけどね。トマトジャムというものがあるのだとか。おいしい?
※いまの若い世代に夢がないわけじゃない。ある世代が若い世代に夢見てほしいと期待する「夢」を見ていないだけ。そんなもんだろう。たぶん、いつの時代もおんなじだ。
※何でしたっけ? ある遺跡の壁に「いまどきの若いもんは・・・・」とかいう愚痴が彫られているんでしょう。土器だけに・・・・・・言ってみたかっただけです。
※「期待は感情の借金」なんだって。へぇ〜。期待が大きければ大きいほど、それが叶えられなかったときの反動がね・・・・わかるけど・・・・でも、それって、他力本願の期待、ってことでしょ? ちがうのかな?
※自分に期待して自分に裏切られた、という経験、普通なくない? あるもんなの? 試験で山勘がすべてはずれることは多々あったけど。勉強しなかったからであって・・・・。なんか、たとえがわるい? まぁいいや。
※何かに負けたとしても、連戦連勝なんってありえなし、「自分以上に努力している人がいる。」という考え方のほうが好きかな。人のせいにしてすべて忘れる、というのもありだとは思うけど。綺麗さっぱりと忘れられるのならね。いいかもね。
※また、ごちゃごちゃ、こちょこちょと書き過ぎちゃった? 適当に読み飛ばしてね。
※「熱の花」もしくは「風邪の花」って、わかる? ちょっと痛い。
※ちょっと風邪ぎみだったようです。ちょっと忙しかった。ゆっくり睡眠をとったら、すっきり。単純。
※風邪って、人間とチンパンジーとモルモットしか引かないって、ほんと? へぇ〜〜。
※いつもありがとうございます。


7月18日(金)

約束はときどき捨てる円い虹

自分が正しいと言い張る人間に公正な人はいない。
いつものように、そんな気がするだけだから気にしないでね。
ごめんなさい。
自信と不安は、いつだって、ないまぜだ。
まぜこぜだ。
マーブル模様だ、ミックスだ。
ゼブラだ、パンダだ、ホルスタインだ、あとなんだ?
それが普通なんだ、と思うのね。

やくそくは ときどきすてる まるいにじ
季語=虹

※虹って、言われてみれば、つねに太陽を背にして見えている、か? 意識したことなかったなぁ、そういえば。
※「だから、お前はだめなんだ!」って、誰もが、一度くらいは言われたことがあるんじゃないかな? で、一度くらいは誰かに言ったことがあるんじゃないかな? 急に思い出しただけなんだけどね。あはは。いつもありがとうございます。


7月17日(木)

守宮来るたまさか腹に据えかねる

真実だからこそ
言って良いことと、悪いことがあるのかもね〜。
そりゃそうね〜。
「事実」と「真実」は違うとかいう
ややこしい話もあるらしいけれどね〜。
めんどうね〜。
よく怒る人も、よく怒らせる人も、
自分自身に問題を抱えている、とか、いないとか?
なるほどね。

やもりくる たまさかはらに すえかねる
季語=守宮

いつもありがとうございます!

※トカゲによく似ています。「壁虎」とか「家守」とか表記することもあります。


7月16日(水)

かなしみがおさまりきらぬ冷蔵庫

前振りって、むずかしい・・・・。
そういえば、
笑顔を絶やさない人を、むやみに悪く言う人っていないよね。
笑顔だけど、どこか感じの悪い人に対しては、その逆ね。
あたりまえか?
ま、人気者が苦手という人もいるけれど。
それはそれ。きっと別の話。
不自然なものは、やっぱり、不自然と感じるものらしい。

かなしみが おさまりきらぬ れいぞうこ
季語=冷蔵庫

※いまどき冷蔵庫のない家庭はないでしょう? でも、白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫が三種のなんとかと呼ばれていた高度成長期までは、冷蔵庫は電気ではなく氷を使っていたらしい。そういえば、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」にそんなシーンがありましたね。


7月15日(火)

いかずちははらわたにのみおさまれり

自分自身を棚上げしていない、と言い切れる人間など、
たぶん、たぶんね、なるほど、いない。
ぼくなんか、ときどき、棚の上に放り投げていますもの。
いや、ぶん投げているのかな?
ご迷惑さまです。

いかずちは はらわたにのみ おさまれり
季語=いかずち

※雷のことです。猛々しく恐ろしいものの意から派生しています。古くは「厳(いか)つ霊(ち)」と表したとか。
※季語の本意というものは大切だろう。知っていて損はない。覚えても、次々に忘れるのだから意味ないけど・・・・。勉強嫌いだもん。でも、本意に縛られている人の言葉は、ぶっちゃけ(ぶっちゃけるな?)楽しくない。俳句に限らずだ。あまり信用もしない、する気もない。ほんとの矛先は違う、そんな気がするから・・・・。で、ここから自分自身に跳ね返ってくるのね。棚上げじゃん。だめじゃん。



7月14日(月)

扇風機わずかな迷い悟らるる

あぁ〜
あぁぁぁ〜
あぁぁぁぁぁぁぁ〜
いぃ〜、うぅ〜、
えぇ・・・・、と、
一番大切なことをぞんざいにして、
どうでもいいことを優先している?
そういうこともあるかも。
というか、そうかも。
理解しているつもりでも、すぐに忘れちゃう。
ほんと、不思議よね。

せんぷうき わずかなまよい さとらるる
季語=扇風機

※扇風機もどんどん進化していますね。「リズム」っていうの? 一定じゃない感じの送風? あれっていいですよね。


7月13日(日)

凌霄のまた全身が濡れている

つまりは、
悪口が好きなんですよね、にんげんって。
ちがう?
本人には、ぜ〜んぜん、そんな気はなくともさ。
なんでまた突然?
笑いをとるためとか、楽しいからとか、ストレス発散とか、
いろいろ理由はあるけどさ。
なんとなくね。

のうぜんの またぜんしんが ぬれている
季語=凌霄の花

いつもありがとうございます。

※「悪口は一切言ってはいけません。」という人は多い。でも、それも不自然だ。そんなことない?「正当なことだ」とか言われても困るけど。まるっきり楽しくないわけでもない。なんか、ときどき、複雑。
※ノウゼン、もしくはノウゼンカズラは、中国原産の蔓性植物。観賞用なので美しい花と形容されるけれども、とらえ方はそれぞれです。ほんと。他物にからみつきながら、濃いめのオレンジ色のラッパ状の花を咲かせます。


7月12日(土)

愛玩は蔑みに似て金魚玉

ふと思ったのだけれども、
最近、くらい? もしくは、おもい? いつも、こんなもん?
ま、どうあろうと自然なんだけどね。
調子の悪いときもあれば、良いときもあるからね。
まだまだですからねぇ。

あいがんは さげすみににて きんぎょだま
季語=金魚玉

ぎょぎょ?

※金魚玉ってこんなのよ。ぽちっ、と思ったけれど、Googleのイメージ検索でもこれというものが出てこないのよ。
最近はもうないのかな? 最初から見たこともないんだけど。
※原句は「愛玩は」ではなく、「哀れみは」だったの。ま、先生のナイスなアドバイスで「愛玩は」にしたのだけれども。たまたま、混雑した週末のファミリーレストランでね。「愛玩」とか「哀れみ」とか「蔑み」とか、普通の会話で連呼することはまずないでしょ? ましてや小さな子どものいる家族連れさんや、若いカップルさんや、女子の団体さんや、スポーツ帰りの仲良しさんたちとか、そんな楽しげな人たちに囲まれた中でさ。「哀れみって?」とか「蔑みとは?」とか、「慈しみはおごり?」とか、「ならば愛玩は?」とかとか、完璧に浮いちゃってましたよ。
※金魚玉とは、金魚を飼うガラス製のまん丸のボールのような器のことです。これを軒先などにつり下げて、清涼味を演出します。


7月11日(金)

夜濯や取り留めもなく苦渋せり

世の中が間違っているとか、誰それが悪いとか、
政治、教育、会社に学校、そして家庭・・・・
常に自分以外のものに腹を立てている人って・・・・
疲れないのかな?
疲れるよね。

よすすぎや とりとめもなく くじゅうせり
季語=夜濯

あきらめ方の上手下手とか、あるのかな?

※夜風がたってから、洗濯することです。ジャブジャブ


7月10日(木)

夏の雨心火に音を加えけり

自分自身の幼児性に気づくって、
大切なことかもしれない。
いろいろありそうだけれども・・・・。
何かことが起こると、
瞬間に頭をよぎる
自己防衛みたいなものもそのひとつなのかな?
他人を知らずに傷つけたりしない?
そんなことない?
ま、大抵は無意識なのだろうけれども・・・・。
そんなこともないか?

なつのあめ しんかにおとを くわえけり
季語=夏の雨

※そういえば、季節がぱっきりくっきり分かれているというのも、不自然なことなんですよね。
「はい、今日から梅雨です。」「さあ、明日からきっちり夏ですよ!」 不自然だね。
※「心火」とは、激しい感情のこと。すさまじい怒りや憎悪を火にたとえています。
他にも、神の怒りの火だったり、人魂のようなものだったり、あまり良い意味の言葉ではない、かな。


7月9日(水)

詳細は分からず仕舞い竹煮草

あきらめることを嫌う人もいるけれど、
とっても大切なことだと思いますよ。
あきらめてはいけないことと、
あきらめるべきこととの境界は、とってもシンプルだ。
たぶんね。

しょうさいは わからずじまい たけにぐさ
季語=竹煮草

※東京でも大抵の空き地や土手などに自生しているようです。
名前は聞き慣れないけれど、見れば「あ〜、あれか」とたぶん思うかな?
※竹細工をするときに、竹と一緒に煮込んだことから竹煮草と呼ばれるようになったとか。
柔らかくなって、加工しやすくなるんだってさ。
※一般的には雑草です。茎を折るとヨードチンキのような液汁が出ます。これが手や衣服に付くとなかなか落ちない。
※江戸の昔、職業の自由がなかった時代。差別階級の職業のひとつが竹細工だったのだとか。詳しくは知りません。
※戦前まで、あらぬ誤解をされないように、庭や隣接する土地などに竹煮草が生えてくるとせっせと引き抜いていたそうですよ。そうなの?


7月8日(火)

風鈴や失せもの探ししておりぬ

「時間」ほどユニークなものはないそうです。
そもそも見ることも、手にすることもできないのに、確実にある。
なぞなぞみたい。
でも、取り戻すことも、速めることもできない。
ますます、なぞなぞ。
人工的につくり出すこともできないし、独占することもできない。
ふむふむ。
そのくせ、何かを為そうと思えば、常に足りないもののようです。
なるほど。

ふうりんや うせものさがし しておりぬ
季語=風鈴

※風鈴の風をとらえる部分も短冊というらしいです。それだけです。
※「二兎を追う者は一兎を得ず」 知ってました?これ、もともとはローマのことわざなんだってさ〜。へぇ〜〜。


7月7日(月)

寂しさが奪い合いなり星今宵

うさぎおいしぃ、たなばた〜♪
何か違う?
ぜんぜん違うって・・・・。

さみしさが うばいあいなり ほしこよい
季語=星今宵

※星今宵とは、七夕のことです。
※本来は陰暦の7月7日が七夕です、と去年も書いた記憶があるから、早いものです。ほんと。
といっても、物心ついたときから陽暦の、つまり今日が七夕なのだから、本当も嘘もないのだけれどもね。


7月6日(日)

ががんぼや気の向くままに向かぬままに

やばいです。
最近、妙にストレスが続くものだから、
うっかり、からだが・・・・ふくれてきました。
あはははは。
ので、深夜に、がんがん歩いています。
思いのほか、楽しいです。

ががんぼや きのむくままに むかぬままに
季語=ががんぼ

※蚊に似た、足の長い奴です。あの姿を、あわれと感じる人もいるそうです。
※足をつまむとすぐにもげてしまいます。それでも平気で飛んでいますが、頑健な虫ではないそうです。
※ガガンボは、蚊とんぼ、蚊の姥、大蚊などとも呼ばれていますが、さす虫ではありません。似て非なるもの。


7月5日(土)

夏の星ほどいてみてはまた結ぶ

楽することと、苦労することの境界って、よくわかりませんよ。
気にすることなどないのかもしれないけれどね。
ただ、何も好き好んで
苦労を引き寄せる必要などないのになぁ〜、
と思ってさ。
不思議なものですよね。
なにが?
なんだろね?

なつのほし ほどいてみては またむすぶ
季語=夏の星

むしあっついね〜。

※梅雨の晴れ間にみえる星や月には、澄んだ美しさがあるそうな。


7月4日(金)

ぼうふらは月の吐息を糧とする

大抵の気持ちは、
笑うことでリセットできると思います。
ええ、思います。
無理矢理にでも笑うべきです。
とりあえず、極端に、そう極端に
自分を中心に据えてものを考えるのはやめましょうね、
と思ったわけでございます。
にんげんって、ときどき、ほんと、めんどくさい。

ぼうふらは つきのといきを かてとする
季語=ぼうふら

あちらを立てればこちらが立たず?
立たぬものなら転がせば?
てきとーです。

※蚊の幼虫です。10日くらいで羽化して蚊になるそうです。


7月3日(木)

ため息がふくらみすぎて白夜かな

失敗から学ぶことは多いけれど、
人様の失敗から学ぶことはできるのでしょうかね?
できるんでしょうけど、ほんとの意味でできるんですかね?
無理ですよね? そうでもないのかな?
いや、それだけなんですけどね。
なんとなくね。

ためいきが ふくらみすぎて びゃくやかな
季語=白夜

人のふり見て我がふり直すって、むずかしいよね。
かぜ、ひいてませんかー?

※ご存じのように白夜は、北極や南極などで見られる現象です。見たことも経験したこともないですけど・・・・。
※「日の沈まない現象」って、心理的な面でごく一般的に伝わりそうな気がします。
ひとそれぞれでしょうけどね。ほんと、ひとそれぞれ。


7月2日(水)

半夏生織り込み済みの悲しみに

小説などにときどき、
「人を値踏みするような目」という表現がでてきます。
値踏みするような目、見たことあります?
どんな目? たたりめ? にゃんこのめ?
鈍感なのか忘れっぽいのかちょっと思い当たらない。
ま、どうでもいいけどね。
ただね〜、
自分は絶対にしていない!
と、言い切れないところが気持ちわるい〜〜〜。そんな感じ。
損な感じ?

はんげしょう おりこみずみの かなしみに
季語=半夏生

ありがとうございます。

※ちょうど今ごろを半夏生というそうです。最も昼が長く夜の短い6月22日ごろの夏至から数えて11日目。
今年の暦では昨日だったようです。
※天から毒が降るとか、大雨になるとか、妖怪がでるとか、でろでろ、いろいろと曰くがあるようです。
一般的には田植え終わりの目標日なのだとか。


7月1日(火)

蜘蛛ひとり囚われている蜘蛛の囲や

困りましたね。妙に気が抜けてしまいましたよ。困りましたよ。
静かにがんばるけど。
なんとなくね、10年続けましょう!20年続けましょう!!もっと続けましょう!!!
その決意はすごいことなのだけれども、
その後どうすんだ?と、生意気にも疑問に思っていたのです。
あまり考えず、取り立てて宣言もせず、そのつもりだったのですが・・・・。
たった1年で・・・・。
大きな声では言えないね。困ったね。続くけど。

くもひとり とらわれている くものいや
季語=蜘蛛の囲

ありがとうございます。
見守ってくださる方々、喜んでくださる方々がいて、
はじめて続くのだと思います。なんでもそうだけど。
ほんと、ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。

※意外ですが、ぼくには意外でしたが、クモは昆虫の仲間ではないそうです。
しかも人間にとっては益虫なのだそうです。とはいえ、やっぱりグロテスクです。苦手です。
※クモは日本だけでも1000種以上もいるそうです。すごいです。
※蜘蛛の囲とは、蜘蛛の巣の網のことです。雨上がりの蜘蛛の網はきれいです。クモは苦手。

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