2008年 |
8月31日(日)
人体の水分多し水の秋
愛情や友情はごく自然なもの。
けど、長く続けるには努力みたいなものも必要みたい。
一般的に言われる「努力」って、たいがいは「期待」とセットだからさ、
報われないとつい悪感情に変わっちゃうこともあるでしょ?
だからね、努力みたいなもの。
それがなんなのか、大いに知ったかぶれないところが・・・・ちょっとね。
でも、それでいいのかもなぁ。
なんてね。
じんたいの すいぶんおおし みずのあき
季語=水の秋
夏休みは楽しかった?
いつもありがとうございます!
※秋になると水がどんどん澄んでいきます。秋の水、秋水、水の秋、その語順に秒妙な違いがあるのかないのか。どうなのでしょうね? それこそ十人十色なのかな。
※人体の85%が水分(H2O)で構成されているとか? びっくりですね。中でも脳は水分の含有量が特に多いのだとか。専門的なことも最新科学も知りませんけどね、らしいよ。
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8月30日(土)
稲妻やときどき勘もはずれます
どうせ嘘をつくのなら、ばれない嘘をつけばいいのにね。
一生ばれない嘘なんてないのでしょう?
でもさ、嘘を言わない人間なんていない。
それで十分じゃないかな、って思う、この頃。
いなずまや ときどきかんも はずれます
季語=稲妻
いつもありがとうございます!
※稲妻というのは、稲妻ってね、音もなく雨もなく、晴れた夜空に走る稲光のことなんですって。
つまりは、遙か遠方に起こった雷ってこと? 知りませんでした。
※変わらないものは、血の通っていないもの。
※人知の及ばないことって、いっぱいあるんですよ〜。絶対に〜。
※映画「ダークナイト」、かなりおもしろかったです。ただ結構、賛否はあるかなぁって感じはしましたよ。でも、おもしろい。
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8月29日(金)
小豆には小豆の甘み焦るまじ
むずかしく考えすぎると、機会を失うのかもね。そういうものかも。
あずきには あずきのあまみ あせるまじ
季語=小豆
※豆科の中で一番多く栽培されているそうです。言われてみれば、いろんなものに使われていますね。
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8月28日(木)
凡人の矜恃をひとつ走馬燈
善は急げなのか、急がば回れなのか、そう両方なのか。
ケース・バイ・ケース? かもね。
結局、言葉に縛られて、言葉に振り回されて、言葉によって傷ついている、
ただそれだけのこと? ほんと言葉ってなんなのだろう、ね?
ぼんじんの きょうじをひとつ そうまとう
季語=走馬燈
雨が続きますね。体調にお気をつけください。
※ろうそくの炎で動く走馬燈って見たことあります?
※矜持=自分の能力を信じていだく誇り。プライド。矜持とも書きます。(岩波国語辞典より)
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8月27日(水)
底紅やあなたの中のあなたにも
相談したり、相談されたり、忠告したり、忠告されたり。
でも、その言葉は誰に向かって発しているんだろう?、
なんて余計なことを、
会話の途中ですら考えることがあったりなんかして・・・・。
めんどくさいですね。
そこべにや あなたのなかの あなたにも
季語=底紅
※底紅とは、白木槿のことです。なるほど花の中心が紅く染まっています。ちょっと洒落た言い方。俳句独特の呼び方で一般的ではないようですけどね。すてきでしょ?
※木槿(むくげ)はフヨウの花と同じアオイ科で、よく似ています。一日花。色は白、ピンク、紅紫など種類が豊富です。
※一説には、今の朝顔が渡来するまで、アサガオと呼ばれていた花のひとつらしいです。
※「いま」を受け入れることができなきゃね。大切ですね。
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8月26日(火)
水引草会話の棘をひとつ抜く
「こうき」という名前、最近、
聞き間違われることがなくなった気がします。
同じ名前の著名人がいらっしゃるからでしょうね。たぶん。
子どもの頃などはよく「ゆうき」と聞き間違われました。
「ゆうき」という名前が流行っていたのかな?
そもそも漢字で書くとちょっと読めない。
滑舌も悪かったのかも・・・・。
ま、どうでもいい話ですね。
みずひきそう かいわのとげを ひとつぬく
季語=水引草
※水引の花、たんに水引とも呼びます。この花、見る角度で色が違って見えます。おもしろいです。
※細長い花穂に小さい花を点々と付けます。上か見ると赤色、逆さにすると白色に見えます。
※お祝いの紅白の水引に似ているので、この名が付いたそうです。
※過去より未来。分析よりも勇気にかかわる問題の方が多いのかもしれません。なんのこと? いろんなこと。
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8月25日(月)
流れ星言葉がひとつ足りなくて
20年も前の話ですけどね。
視力が落ちて、はじめて眼鏡をかけたときのことを、ふと思い出しました。
もちろん感動したんですけどね。
電車の吊り広告や車窓に流れる風景を見ながら、
こんなに違うんだってね。
でも視力が悪い方が、星や夜景は綺麗にみえるんですよね。
それだけなんですけどね。つまんない話ですね。
ながれぼし ことばがひとつたりなくて
季語=流れ星
雨が続きますね。きょうで3日連続。
いつもありがとうございます。
※オリンピックの閉会式ぐらいは最後まで見ようと思ったのだけれど……無理だった。
※人間性が違えば、自ずとチャンスも違うそうです。そうかもしれません。
※東京ではなかなか気付かないけれど、流れ星は好きな季語です。
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8月24日(日)
同じこと繰り返すのみ秋の蝉
いきなり涼しくなりましたね。
蝉さんたちもびっくりですか。なわけないか。
言質にこだわる人は憐れだ。
自分だけは違うなどとは思わないけど。
なんかトーンが暗い? 天気のせい?
むしろ、その気持ちはよくわかる・・・・かも。
ただ、幾つになっても朝令暮改を許せないようではね。
自分自身が息苦しいだけだろうに、と、思うのだけ。
おなじこと くりかえすのみ あきのせみ
季語=秋の蝉
もう秋の虫が鳴き出しましたよ。
※かなかなと鳴く蜩(ひぐらし)や、つくつくほうしなど、秋に鳴く蝉のこと。
※世の中には、中庸という言葉をきらう人も多くいるね。
※およおよ。またあったよ。言質は「げんしつ」ではなく、本来は「げんち」って読むんだって。知らないことばかりです。
※言質=あとで証拠となる言葉。約束の言葉。それが商売上のことならしょうがないけどね。なんとなく苦手です。
※いつもありがとうございます。
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8月23日(土)
反骨の無駄骨よりも紅芙蓉
見たくないなら、見なきゃいいのかな?
言いたくないなら、言わなきゃいいのかな?
聞きたくないなら、聞かなきゃいいのかな?
たしかに賢い方法のひとつかもね。
でも
閉じた狭い隙間から見えるものは何?
はんこつの むだぼねよりも べにふよう
季語=芙蓉
※アオイ科の淡い紅色の5弁の大きな花。花自体は1日花。なのに次々と新しい花を咲かせ、その花季は8〜10月とながい。美人薄命? 白色も濃い紅色もあります。
※芙蓉は美人のたとえにもちいられます。「芙蓉の顔(かんばせ)」といえば、最高のほめ言葉なのだそうですよ。ま、いまどきは通じないだろうけどね。時代ですね。
※あちこちで観賞用に栽培されています。地域を問わず、秋の馴染み深い花かもしれません。
※狭い隙間で思い出した、映画「チーム・バチスタの栄光」も、おもしろいですよ。とにかく最後まで飽きない。かなり飽きない。おすすめです。 ※どんな職場にもいるでしょ? とにかく怒りたいという人。相手はきっと誰でもいいです。そういう人は、とかく弱くて狡い。そして疲れる。ほんと疲れる。ま、放っておくに限るけど。
※誰だったけ? 有名な映画監督で「映画は退屈を排除した芸術」って言っていたの。映画に限らずって気もするな。
※人は経験を通じて理論を盲信してしまうものなのかもしれませんね。なんてね。
※辛口の批判でも受け手を前向きするものならいいけどね。でも、それを判断するのは間違いなく受け手側。そうなんだよね。狭量が批判を生むけど、狭量には使いこなせないのが批判。むずかしいやね。
※左甚五郎という名人がいたのでなく、名人級の腕前の彫刻職人を左甚五郎と呼んだとか? ひとりの人間の作品数ではないんだってさ。そういう話、好きですよね。ぼくも大好きですけど。例えば、写楽は実在しなかったとか。シェイクスピアは共同作家名だったとか。あとなんだっけな? いろいろね。
※言うは簡単。なんとなく無意味に偉そうで、すいません。そうね、考えすぎなのかもね。いつもありがとうございます!
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8月22日(金)
さよならの刻の背中の弟切草
井の中の蛙。
その言葉に、誰しも自分だけは違うと考えるのだろうね。
むりもない。
感覚とか、感性って、なんなのだろう?、って、ときどき思います。
さよならの ときのせなかの おとぎりそう
季語=弟切草
※オトギリソウは、夏から秋の変わり目にいち早く咲く花です。山野の日当たりのよい場所にはえます。1日花。
※平安中期、鷹匠の名人晴頼が鷹の傷に用いていた秘伝の薬草。その秘薬を弟が他人にもらしたため、怒り狂って斬り殺したという伝説からオトギリソウという物騒な名がついたと言われています。
※いつもありがとうございます。
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8月21日(木)
愛憎の行き止まりには蛍草
男も女も、老いも若きも、かわいらしさって大切ですよ。たぶん。
プリティとかキュートとかそういうのではなく、なんていうの?
えっと・・・・そうそう、茶目っ気? ちょっとちがう?
愛らしさ、憎くからず、愛嬌、にこにこ、いろいろ。
あいぞうの いきどまりには ほたるぐさ
季語=蛍草
いつもありがとうございます!
※露草の別名です。花季は7〜9月とながく、道端などあちこちで見かけます。
※夜明けに咲き日がのぼるとしぼむ1日花なのだそうです。
※清楚な青い花。朝露にたとえられ、ツユクサという名が付いたとか。
※古くから着物などの染料に利用させています。
※誤解されるのがいやなら、何も書かないことだ。 極端だけど、それしか方法はないかも。極端で・・・・すいません。
※100%伝わるものなんて、この世にない。あったらこわい。こわくない?
※愛憎というと、昼メロみたいだけど・・・・カリメロって知ってる? いや、いんだけど、やわらかく言えば好き嫌いのこと。
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8月20日(水)
人生は長いのだから蓼の花
言ってることも、やってることも、うすっぺら。
そんな人だけにはなりたくないわ、なんて思っていてもね、
評価するのは常に他者なんですよね。
気付いちゃってました?
そうなのね。
自己評価が役に立つのは最初だけ。
ほんとに、短い間だけだ、たぶん。
じんせいは ながいのだから たでのはな
季語=蓼の花
※蓼の花は、その種類が多いそうです。日本の自生種だけで50種はあるとか。
※紅色や白色の小さい粒状の花で花穂をつくります。それぞれに風情があります。
※「蓼食う虫も好き好き」の語源は、ヤナギタデというものらしいです。見たことはありません。芽生え時の子葉は刺身のツマに使用されるのだとか。へぇ〜。
※自己評価と他者評価に、良くも悪くも、ギャップはあって当然。そりゃそうだ。むしろ一致している方が不自然なのでしょうか? わかんないけど・・・・。
※幸せの基準こそ、みんな違っていいのにね? なのに、つい、人と比べちゃう。
※そういえば、あれだけ流行ったチャウ・チャウ犬はどこにいっちゃうたの? ま、犬の年齢は人間の7倍だというからね。関係ない? ですよねぇ〜?
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8月19日(火)
振り出しに戻りて見れば稲の花
「素直」と「正直」は違うんですよね?
いやまあ、何が違うかはよくわからないんですけどね。
辞書的な意味なんて、どうでもよくないけど、どうでもいいの、この際。
違うんですよ。たぶん。どうでもいい? あたりまえ? そうね。
ふりだしに もどりてみれば いねのはな
季語=稲の花
いつもありがとうございます!
※稲は、その青い穂にたくさんの細かい白い花をつけます。ひとつひとつの花は、まるで綿毛のように頼りない。でも花盛りの稲田は明るく豊かな感じです。日本人にとっての命の花なのでしょう。いまどきは、パン食中心の人もいるだろうけどさ。それはそれ、これはこれ、みたいなね。
※他者を逃げ道がなくなるまで追い込む人って、どんな場所にもいるものです。趣味なのかな? まさかね? 大地に根をはりましょう。そうしましょう。
※この間、「当たり前田のクラッカー」の現物を見つけたよ。おいしかった。知ってる?
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8月18日(月)
遠花火ないものねだりなのかしら
傷つけられたのは感情です。
人間は、理屈ではなく、感情で生きているのだから。
あからさまに口にしなくとも、目つきや、口ぶりや、態度などでも、人は十分に傷つく。
自分自身は忘れていたとしても、相手は忘れずに覚えていることもある。
ああ、そうかもしんない。
とうはなび ないものねだり なのかしら
季語=花火
※誰にも嫌われたくないは、誰にも好かれない、ということでもあるのかもね。なんとなくね。
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8月17日(日)
何気ない引け目の数や星流る
ときどき頭の中が真っ白になります。
すいません。今日は何も書きたくありませぬ。
あしからズ〜!ちょっとちがう。ぜんぜんちがう。
なにげない ひけめのかずや ほしながる
季語=星流る
ちょっとずつですが、秋の気配を感じますね。
いつもありがとうございます。
※ギクシャクしていることは、あせってみてもどうにもならないそうです。だったら、そのままにしておきましょうか。
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8月16日(土)
鬼の首幾つ転がる残暑かな
多くの失敗を経験している人ほどおもしろい
というのも、あながち嘘ではないようです。
失敗の多くは、
役にも立たないこだわりを捨てれるチャンスなのでしょう?たぶん。
大いに感謝すべきことなのかもしれません。
頭では分かっていても、これまた、なかなかね〜ってことが
多いですけどね。
おにのくび いくつころがる ざんしょかな
季語=残暑
大人気ないと言われれば、その通り!
いつもありがとうございます!
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8月15日(金)
退屈は自らつくる流れ星
売り言葉に買い言葉。
言葉がぐるぐる回ります。
いろいろありますよ。
わりやすい?
たいくつは みずからつくる ながれぼし
季語=流れ星
終戦の日で、お盆ですね。
※流れ星はこの時期が一番多いといわれています。燃え切らずに地上まで到達するのが隕石です。隕石のことを、ほしくそともいうそうです。なにくそとがんばったのでしょうかね。なんちって。
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8月14日(木)
赤のままよろこぶ顔がただみたい
「幸福になろう!」とする気持ちの強さに応じて幸福になるとか、なれないとか。
よく聞く話。でも、なりたいではなく、なろう!なんですね。たぶん。
他力ではなく自力。そんな感じ。
あかのまま よろこぶかおが ただみたい
季語=赤のまま
やっぱりオリンピック選手になる人はすごいね。
いつもありがとうございます!
※よくある雑草。赤い粒々の花を赤飯に見立てて、ままごとなどに使うそうです。犬たで、赤まんまとも呼ばれます。
※一昨年、直木賞を受賞した東野圭吾さんの「容疑者Xの献身」が文庫化されましたね。一読したとき、ちょっぴり「?」と思ってしまったよ。そもそもタイトルが「?」だったのね。でも、だんだん、あとから腑に落ちる感じ。やっぱり、すごい。
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8月13日(水)
巡り会う大きな夏の月の夜
つくづく人を見る目がないのかなぁ〜、なんて、思ってしましたよ。
というより、思い知った、って感じ?
自分自身は見た目で判断されている、おそらく。まあ、誰もがね。
でも、同じように他者を見た目で判断しないほうがいいのかもしれません。
先入観や思い込み、雑音やらその他諸々、なかなかできないことだけど・・・・。
めぐりあう おおきななつの つきのよる
季語=夏の月
ふぁいと!
いつもありがとうございます!
※季語では、もう秋ですけどね。実際はまだまだ暑いですよね。当然か・・・・。
※がんばれ!ニッポン!
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8月12日(火)
原爆を落とされたから原爆忌
いろいろな考え方があって当然です。
それでいいのでしょう。難しい話も必要でしょう。
でも、何より大切なのは、一度死んだら蘇らない。
たった、それだけのこと、なのかも・・・・。
げんばくを おとされたから げんばくき
季語=原爆忌
※原爆忌と名付けたのは俳人なのだそうです。この場合の「忌」は忌日、喪に服するとか、命日の意味なのでしょう。
※昭和20年8月6日と9日で30万の命が奪われたそうです。その数には諸説あります。
※「物事には、本来、善悪はない。ただわれわれの考え方いかんで、善と悪とが分かれる。」シェイクスピアの言葉です。シェイクスピアに限らず、いろんな人がいろんな言葉で同じことを言っています。シェイクスピア云々よりも、シェイクスピアが活躍したのは1600年以降、だからこの言葉自体も400年近く経っている。400年は長いよね。
※なんとなく、この句を出すことに躊躇してしまいましたよ。なんとなく。
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8月11日(月)
七月は線香花火八月も
やっぱり、何もかも他人のせいにしていたら、
根本を見直すことも立て直すことも難しくなるんじゃないんですかねぇ〜。
たぶんね。やっぱり?
しちがつは せんこうはなび はちがつも
季語=線香花火
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8月10日(日)
一日の疲れをまとめ髪洗う
驚きましたよ。
いきなり、この更新しているデータファイルが壊れてしまうんですもの。
原因はよくわからない。バックアップもまめに保存していない。
つくり直すのに朝までかかってしまったよ。
ねむい。8月1日から9日分までだけどね。
休日だし。不幸中の幸い?
いちにちの つかれをまとめ かみあらう
季語=髪洗う
今日からまめに保存しよう! あたりまえ?
いつもありがとうございます。
※今は昔の季語です。ええ、いまはむかしです。
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8月9日(土)
端居して記憶の縁をまた探す
なんとかの考え休むに・・・・
ふたり、ひとり、ほろり、はらり、ぐるり、ふわり、ニタリ?
言葉に意味なんてない。
結局さ、いがみ合う人たちって、本質的に似ているんでしょうね。
優れたところではなく、目を背けたいどこかが。
なんてね。
はしいして きおくのふちを またさがす
季語=端居
※ハシイというのは、涼を求めて縁側などに出ることです。
※辞書には「家の端近くに出て座っていること」とあります。雰囲気的には昔ながらの日本家屋が似合いそうですが、場所を限定するものでもないようです。今どきなら、ベランダやテラスなどでしょうか? 屋上もありかな?
※最近また血液型の本が大人気のようですね。20年以上前かな? 血液型を家屋に例えたものがあったよね?
A型が玄関の広い日本家屋、B型が入口と出口のある洞窟、O型ががらんどうの石造りの家、だったかな?
AB型は忘れちゃった。ごめん。ちょっと心理学っぽい? あやふやな記憶だけど。
※10年ほど前の映画で「ガタカ」というのを、ご存じでしょうか? DNAがテーマのSF映画です。
「人間の本当の価値ってなに?」みたいな。よくある主題だけど、すごく印象深い映画。おすすめです。
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8月8日(金)
二心なきものあらず百日紅
天丼と天井の違いって、点一個なんですよ。
気づいてました? それだけなんですけどね。
ま、何事も考え過ぎない方がいいのかなぁ〜、なんて、なんとなく。
お気楽な方が、まわりも気楽でしょうから。
ふたごころ なきものあらず さるすべり
季語=百日紅
※サルスベリは中国原産です。百日紅は漢名で、その名の通り、6〜9月にかけてながく咲き続けます。
※サルスベリは猿がすべりそうなほどツルツルした木肌から連想された名称なのでしょう。知らなければ、百日紅をサルスベリとは、間違っても読めないね。別にいいけどね。「ヒャクジツコウ」とも言うそうです。
※肩こりに悩むのは日本人だけってほんと? うそ〜、夏目漱石が関係していたなんて・・・・知りませんでした。
詳しくはこちらの「その他」で。。
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8月7日(木)
空蝉や未練の底にひび入る
正しい議論をするのと、
正しくない議論をするのとでは、
その結果は大して変わらないそうです。
おもしろいです。そうかもそうかも。
経済だって、政治だって、コンビニだって
みんなみんな、社会のすべては感情で動いているとか、いないとか。
感情を排除しようとする行為すら感情からの発想だったりなんかして?
うつせみや みれんのそこに ひびはいる
季語=空蝉
※ウツセミとは、蝉の抜け殻のことです。「空蝉」の漢字は当て字です。
※もともとは目に見えない神に対する目に見える人間の意。微妙に、ニュアンスが違うかもですが、そんな感じです。
※「うつせみ」は、世・人・命にかかる枕詞でもあったそうです。
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8月6日(水)
蜜豆や愛情もまた切れ目あり
三つ子の魂百まで、とはよくいったもの。
ときどき、ときたま、自分で書いた文章を自分で読んで、
自分自身で、イラっときたりなんかしないのかなぁ〜、なんて、
無意味なことを考えてみたりなんかして。
なんだそれ?
個性といえば個性だし。
時間は有限だし。
そういうものなのかもしれないけれど・・・・。
みつまめや あいじょうもまた きれめあり
季語=蜜豆
昨日の雨はすごかったですね。大丈夫でしたか?
いつもありがとうございます。
※蜜豆が登場したのは明治以降になってからなのだそうです。
はじめは芝居の売店などで販売されていたものが、口コミで広がったのだとか。すごいね。
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8月5日(火)
片陰やむなしさがまたやぶにらみ
自分自身の後ろ姿を見ることはできない。
そりゃそうだ。
人と話しているときの自分自身の目つきも見ることができない。
そういえば。
かたかげや むなしさがまた やぶにらみ
季語=片陰
※夏の午後の強い日差しによってできる濃い陰のことです。
※まわりから、たとえば同僚とか、「こわい」と形容されることを得意とする人がいるけれど、なんかへんですよね。
※たとえば、猜疑心の強い蛇ような目ですね、とは、誰も教えてくれないだけなのに・・・・。いいかげん、気づけよ!みたいなね。まあまあ。詮のなきことなのかなぁ? だね。
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8月4日(月)
大海や海月は息をひそめます
「〜論」とかいうお話は、話半分くらいで聞くのがちょうどいいのかもね。
嫌いじゃないけどね。
でもさ、大抵は、真逆のものが存在するし。
もちろん、嫌いじゃないけどね。
ひとつの主張をいつまでも、いついつまでも、というのもね。
なんとなくね。
きょうも、暑そうだしね。
マロン、ウーロン、サイクロンみたいなね。
なんなんでしょうね?
たいかいや くらげはいきを ひそめます
季語=海月
※水母と書くのが一般的です。なぜ海の月なんでしょうね? 幻想的で綺麗だけど・・・・だからか?
そういえば、水の母というのも、なんですね、溶けて水になるからかな?
※ありえないことや非常にめずらしいことを「くらげの骨」とたとえるそうです。
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8月3日(日)
水鉄砲でまかせばかり口をつく
おこりんぼさんは さんびしんぼさん
さみしいから どんどんどん おこってる
どんどん ずんずん さみしくなって
どんどん ずんずん しずんでく
ぶくぶくぶく ぶくぶくぶく
いつしか ざつおんだけに なちゃった
ぷんぷんぷん ぷんぷんぷん
そして かげもかたちも なくなちゃった
みずでっぽう でまかせばかり くちをつく
季語=水鉄砲
※思考にも癖があるそうです。言われてみれば、あるかも、ね? 鴨ネギかもね? アル・カポネ?
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8月2日(土)
花烏瓜すべてこの世は他人ごと
経営の神様と呼ばれた松下幸之助の口癖は
「ところで、お客様はそれを喜びますか?」だったそうです。
もうひとつの超有名電機メーカーは、
開発スタッフの欲しいモノをつくることが大ヒットの秘訣、
みたいなことを言っていた時期があったような。
いまの検索エンジンのグーグルも同じかな?
ただ、突き詰めれば同じこと、異口同意のような気もするのね。
なんとなくね。なんでかね?
はなからすうり すべてこのよは たにんごと
季語=烏瓜の花
※カラスウリの花も変わっています。純白の花びらに糸状のフリルのようはものがついています。なんというか、ヒラヒラです。夜に咲いて数時間で萎んでしまうので、気づかない人も多いそうです。
※他物にからまる蔓性の多年草。美しく儚い花を咲かせますが、その勢いは凄まじく、からまれた木や植物を枯らしてしまうこともあるとか。光を遮るほど密集して茂るみたい。たいへんだ。ガーデニングを楽しむ人には迷惑な雑草なんですって。その実もまた変わっていますが、それはまた別の機会に。
※他人事と書いて「ひとごと」と読むのが、辞書的には正しい。辞書には「人事」で出ているけど、読みとしては他人事も「ひとごと」です。ただ、今どきは、その表記から「たにんごと」と読む人も多いので、大きな辞書にはちゃんと「たにんごと」でも明記されています。
※こういうのを「言葉の揺れ」と呼ぶそうです。ちがったけ? 言葉をすべてガチガチに固定したら、おそらく、その国の文化は衰退していくだけなのでしょうね。
※守りたいという人たちが、ときに壊すこともあるのだから皮肉なものです。
※リンカーンの座右の銘は「人を裁くな、人の裁きを受けるのがいやなら」なのだとか。
※若かりし頃のリンカーンは弁護士だったそうです。あまりに苛烈な性格から決闘を申し込まれたとか。相手を追い込み過ぎたのでしょうね。といっても、リンカーンが新聞社に送りつけた匿名の批判文が発端だというだから、ますます偉人のイメージとはかけ離れています。結局は命拾いをして、そこから他人を、ほとんど、非難しない人間になったのだとか。めでたし、めでたし。
※一切合切非難しない聖人君子などそうそういないだろう。でも非難はやっぱり非生産なのだろうね。
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8月1日(金)
月見草刻の匂いがふと沁みる
他者に関心のない人間の作品を、
そもそも他者であるはずの鑑賞者が興味を示すのかな?
どう思う?
削り取るように内省することで
全人間的な何かを生むとは昔から言われているけれど・・・・
昔から言われ続けていることだからたぶん真実だとして・・・・
無限に削り取れるものなどこの世に存在するのかね?
屁理屈みたいだけど・・・・屁理屈か。屁理屈だ。まいっか。
つきみそう ときのにおいが ふとしみる
季語=月見草
8月だね。いつもありがとうございます。
※ツキミソウとは、いかにも和風な名前だけどメキシコ原産。夕方に開いて、翌朝にはしぼみます。そのとき、透き通るような白色の四弁花は淡い紅色に変化しています。これが植物学上の月見草。
※一般的に親しまれている黄色い花のツキミソウは、待宵草(マツヨイグサ)と言います。
南米原産。名前も繊細で咲き方も同じだけど、なんとなくたくましい感じの花です。色彩の違いかな?
※白色のツキミソウはほんとに繊細らしく日本では野生化していないそうです。
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