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東京ムネモシュネの俳句ストック > 今日の俳句 > 2012年9月
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2012年9月
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30日(日)
名月を化石のごとく噛み砕く
本日の仲秋の名月は、台風の影響のため、お隠れになっております。
めいげつを かせきのごとく かみくだく
季語=名月
※すでに風の音がすごいったら。きょうもありがとうございます。
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29日(土)
人間のふりしているのねこじゃらし
気付けば、人は遠慮なしに老いやすい。
にんげんの ふりしているの ねこじゃらし
季語=猫じゃらし
※猫じゃらし、またはエノコログサは、誰もが知っている最も有名な雑草でしょうか。
※子どものころ兄弟や友だちを、猫じゃらしでくすぐったりしたでしょう?
※明日は仲秋の名月ですが、台風の影響で雨みたいですね。
※ぎゃお。きょうもありがとうございます。
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28日(金)
消し忘れテレビの騒ぐ秋思かな
最近、もしかして空白でもいいんじゃないか?、という気がしてきました。
けしわすれ てれびのさわぐ しゅうしかな
季語=秋思
※秋思とは、秋の物思いのこと。それにしてもここ数日の気温差の激しいことったら。
※秋はあらゆる生物が活発化する夏から、その対局にある冬へと向かう過程の季節だったりするわけで。実りの秋とはすなわち世代交代のための準備でもあるわけで。
※秋は寂しさや哀れに触れることの多い季節ともいるわけでして。
※そんなわけで、きょうもありがとうございます。
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27日(木)
白粉の街行く人の変わりなく
自分の好きなものを貶されて、
尊敬してしまうお馬鹿さんはいない。
おしろいの まちゆくひとの かわりなく
季語=白粉
※夕方に咲き出し朝にはしぼんで落ちる。夕化粧とも呼ばれます。
※この花もメキシコ原産なのです。言われて見れば、そうかもです。
※シンプルなことなのに。きょうもありがとうございます。
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26日(水)
出合いてはまたすれ違う秋の雲
こんなはずじゃなかったのに、と思うのも秋だから。
であいては またすれちがう あきのくも
季語=秋の雲
※物思いなら一年中。きょうもありがとうございます。
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25日(火)
台風の進路は東または北
台風の中心は無風だといいます。
何やら暗示的だと言われれば、なるほど暗示的だ。
たいふうの しんろはひがし またはきた
季語=台風
※秋の日本列島は、毎日のようにどこかで台風の心配をしているというくらいに多い。
※台風はたいてい、ひねてますからね。きょうもありがとうございます。
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24日(月)
男郎花どっちつかずの青臭さ
結局、中年は中年ゆえに、
いろいろと中途半端だったりするのだ。
おとこえし どっちつかずの あおくささ
季語=男郎花
※女郎花(オミナエシ)によく似た花。女郎花の粟粒のような黄色い花に対し、
男郎花は白い米粒のような花です。
※「女の腐ったような」という表現がありますが、男郎花は花が枯れると
醤油の腐ったような匂いがするそうです。漢名は敗醤(はいしょう)というらしいよ。
※女郎花も同じで、大変に風情のある花なのですが、生け花にすると大変な匂いで、
それはもう大変です。
※それはそれは。きょうもありがとうございます。
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23日(日)
コスモスの生まれた日には戻れまい
太るとか太ったとかは、
体重ではなくウエスト回りで判断した方が、
じつは健康的であるらしい。なるほど。
こすもすの うまれたひには もどれまい
季語=コスモス
※コスモスはメキシコ原産の花。ヨーロッパを経由し、明治時代に渡来したとか。
※メキシコは常夏の国かと思っていましたが、そうではないらしい。そもそも国土が広い。
※ハリウッド映画に登場する、アメリカの隣国メキシコのイメージしか持ってなかったのさ。
※東京でよく見るオレンジ色のやや低めのコスモスは、キバナコスモスというもの。
※同じくメキシコ原産で、一般的なコスモスの仲間です。
※今どきの東京っ子のコスモスは、キバナコスモスだったりするのかしら?
※温度調節の微妙な日。きょうもありがとうございます。
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22日(土)
憎しみに滑り落ちたる曼珠沙華
天気を100%予想する機械と、
天気を変えることのできる機械、
どちらが先に発明されるのでしょうか。
にくしみに すべりおちたる まんじゅしゃげ
季語=曼珠沙華
※秋の彼岸のころに咲くので、彼岸花とも呼ばれます。
※別名の多い花です。彼岸にちなんでか、死人花、幽霊花などとも呼ばれます。
※今年は暑すぎたようで、曼珠沙華の名所では全体的に開花が遅れているそうです。
※そして、きょうもありがとうございます。
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21日(金)
絶望の真似事をして檸檬少し
逆立ちしても「うまいことをいう人」には、なれそうもない。
ぜつぼうの まねごとをして れもんすこし
季語=檸檬
※レモンは秋に実ります。レモンの木は常緑であるそうで。
※逆立ち、子どものころは出来た気がする。
※おっとっと。きょうもありがとうございます。
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20日(木)
するすると林檎の皮を剥いている
ひと様の自慢話など実際は退屈なものだ。
二度目となればなおさらだ。
三度目など論外だ。
四度目ともなれば、まぁしようがない、諦めますか。
するすると りんごのかわを むいている
季語=林檎
※新種も次々と出て、季節感もなくなっていますが、リンゴといえば秋なんですね。
※よきところで。きょうもありがとうございます。
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19日(水)
ためらいもとまどいもあり藤袴
行きたい映画やら何やら、
はやく行かないとそろそろ終わってしまう!、
というときに限って都合がつかなかったりする。
ためらいも とまどいもあり ふじばかま
季語=藤袴
※これも秋の七草のひとつ。奈良時代に中国から渡来したといわれています。
※秋の七草ですが、絶滅品種のひとつに数えられています。いつ頃から?
※雨の影響か、風が秋ですね。きょうもありがとうございます。
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18日(火)
賑わいは今は昔の鶏頭花
赤々と植物らしからぬ鶏頭の花も、
見慣れてしまえば「ふつう」なんです。
にぎわいは いまはむかしの けいとうか
季語=鶏頭花
※中国から渡来した花で、万葉集には古名「からあゐ」として登場するそうです。
※花のカタチがニワトリのとさかに似ているので、鶏頭と名付けられたといいます。
※白や黄色などもありますが、俳句でケイトウといえば赤でしょうか。
※ニワトリを想像させる花ですが、仏花としても古くから親しまれています。
※ケイトウの咲く家に、なんとなくですが、裕福なイメージを持っています。
※どうなのでしょうか。きょうもありがとうございます。
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17日(月)
吉兆としての敬老の日の雨
泣ける映画を探しながら、誰もが泣くという映画を避ける矛盾とか。
きっちょうとしてのけいろうのひのあめ
季語=敬老の日
※今年は休日が土曜日に重なる率が多いそうで、来週の秋分の日も土曜日で、ちょっと残念な感じです。
※こどもの日、成人の日、敬老の日、あと足りないのは「大人の日」なのでしょうか。
※連休のあとは。きょうもありがとうございます。
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16日(日)
いろいろな雨音のして草ひばり
集合写真の中で自分を見つけられない人はいないだろうさ。
いろいろな あまおとのして くさひばり
季語=草雲雀
※澄んだ声でフィリリリと鳴く。コオロギ科の昆虫で、草の間で鳴き続けます。
※あっという間です。きょうもありがとうございます。
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15日(土)
草の花無理して笑うこともなく
く、くるしい。食べ過ぎた。
くさのはな むりしてわらう こともなく
季語=草の花
※俳句では、秋のさまざまな草の花を総称した季語として使われます。
※昔から春は木の花、秋は草の花とされてきました。
※三連休ですね。きょうもありがとうございます。
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14日(金)
缶コーヒーがたりと落ちる九月かな
毎年、自販機の缶コーヒーが
温かくなるのはいつ頃からでしたっけ?
かんこーひー がたりとおちる くがつかな
季語=九月
※今日も雲は夏空のそれの様でしたね。年々、夏が長くなっているとか?
※季節は秋が好きかな。きょうもありがとうございます。
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13日(木)
朝顔や立ち止まることそれなりに
連日、残暑じゃなくて猛暑ですからね。
疲れもそれなりに、溜まってまいりましょうよ。
あさがおや たちどまること それなりに
季語=萩
※アサガオは、もともと薬用として遣唐使が持ち帰ったといわれています。
※遣唐使という名を中学の授業ではじめて耳にしたとき、その詳細はともかく、なぜだかインパクトの強いものでした。語呂がよかったのでしょうかね。
※アサガオは左捲き。きょうもありがとうございます。
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12日(水)
水引草いつかふたりとなりにけり
最近ごろ、山本健吉の『俳句鑑賞歳時記』が、
面白く読めるようになってきました。
おめでたい。
みずひきそう いつかふたりと なりにけり
季語=水引草
※植物名としては水引が正しく、ミズヒキソウは俳句的呼び名だといいます。
※タデ科の多年草の花。柳のような細長い花軸に赤い花を無数につけます。
※花軸を上から見ると赤い花に、下からみると白い花に見えるのでミズヒキ。
※その姿が贈答などに使われる紅白の水引にたとえられたそうです。
※いまさらで。きょうもありがとうございます。
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11日(火)
くちびるの湿る重さに月仰ぐ
今は欠けていく月です。
今月は16日は新月で、18日が三日月、
そして22日までが夕月夜です。
くちびるの しめるおもさに つきあおぐ
季語=月
※一年でもっとも月が美しいとされる旧暦八月十五日、今年は9月30日(日)がその日です。
※月見してます? きょうもありがとうございます。
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10日(月)
常闇を塗り替えたくて桔梗かな
気に入っていたボールペンをなくしたみたいです。
とこやみを ぬりかえたくて ききょうかな
季語=桔梗
※キキョウもじつは絶滅危惧種なのだそうです。
※花屋では気軽に見かけますが、日本中で自生していたその数は激減したそうです。
※どこいったんだ? きょうもありがとうございます。
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9日(日)
古きもの新しきもの女郎花
夏です。
自然はしっかり秋ですが、
気分はすっかり夏です。
ふるきもの あたらしきもの おみなえし
季語=女郎花
※秋の七草のひとつ、オミナエシが咲いていました。まだ五分咲きくらいでした。
※淡くて黄色いかんざしのような花、という形容がぴったりな気がします。
※今日も暑い一日でしたね。ほんとですよ。きょうもありがとうございます。
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8日(土)
イメージをしっかり伝え萩の道
鎌倉の有名な甘味屋の前を
あっさりと素通りしたのが、
とっても残念でした。
今度あらためて行こうかなと思いました。
いめーじを しっかりつたえ はぎのみち
季語=萩の花
※ハギは古くから詩歌に唄われていて、古名や雅名が非常に多いようです。
※萩という字の形は、漢字からでなく、日本でつくられたものだといわれています。
※秋の七草で、秋といえばハギなので、草冠に秋なのかも。
※そういえば、今年はまだかき氷を食べてなかった。
※吟行ですから。きょうもありがとうございます。
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7日(金)
尻尾まで興味を持たぬ夜長かな
エレベーターで最上階まで。
若い人に話を合わせようとして、
「きゃりーぱみゅぱみゅ」と「パフューム」を
混同しているおいさんがいた。
がんばれ、とは、思わなかった。
しっぽまで きょうみをもたぬ よながかな
季語=夜長
※実際に一番長いのは冬至のころ、でも季感は人間の感覚が本質なのでして。
※季節感は、その季節らしさを感じること。「らしさ」がポイントのようです。
※無理はしないこった。きょうもありがとうございます。
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6日(木)
受け入れて秋めく音の確かなり
裏道が近道とは限らないのですが・・・・。
あやうく遅刻するところでした。
うけいれて あきめくおとの たしかなり
季語=秋めく
※暦の上での秋は、立秋の8月8日ごろから立冬前日の11月6日ごろまでとなっています。
※やはり9月は9月ですね。きょうもありがとうございます。
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5日(水)
時計には秒針がありきりぎりす
まだまだ暑い日が続くようです。
うちのなかで一番に、
迷惑なくらいに暑いのは玄関で、
でも近ごろはトイレに移ってきたようです。
とけいには びょうしんがあり きりぎりす
季語=きしぎりす
※7月中旬から10月、暑い昼に好んで鳴くといわれています。
※機織りのような音で鳴くので、機織虫(はたおりむし)とも呼ばれます。
※不便です。きょうもありがとうございます。
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4日(火)
すっかりと機嫌を損ね花カンナ
真夜中にトイレの水が溢れた。
地味だけど、最悪な緊急事態であったりする。
すっかりと きげんをそこね はなかんな
季語=カンナ
※燃えるような赤色がもっともカンナらしいかも。
※カンナと花カンナは、正確には別ものとされています。
※カンナは熱帯性。花カンナはそれをヨーロッパで耐寒性に改良したもの。
※ので、カンナは晩夏から11月ごろまで咲きつづけます。
※江戸時代に一度渡来していたそうですが、日本的な庭には馴染まなかったようです。
※地味に大変。きょうもありがとうございます。
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3日(月)
はじまりの次のはじまり九月かな
2学期は1学期よりも3学期よりも、
楽しかったような気がします。
はじまりの つぎのはじまり くがつかな
季語=九月
※目覚まし忘れて大あわて。きょうもありがとうございます。
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2日(日)
夕焼けの染みついている野分かな
どうでもいいが、服のシミを落とそうと
クリーニングに持って行ったら、意外に高くて驚きました。
シミ抜きの上手い下手も個人の技量なんですってね。
ゆうやけの しみついている のわきかな
季語=野分
※野分(のわき)は、「野わけ」ともいう。平安時代の貴族たちの雅語だったそうです。
※草木を吹き分けるほどの強い風の意味で名付けられたといいます。
※秋の暴風で、主として台風をさすそうです。ただ雨を伴う台風に限らず、
適用範囲はそこそこ広いようです。
※九月一日前後は古来より暴風雨にみまわれることが多いのだそうです。
※そりゃそうか。きょうもありがとうございます。
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1日(土)
飲み慣れぬ漢方薬や夕簾
暑い日が続きますが、9月となりましたね。
のみなれぬ かんぽうやくや ゆうすだれ
季語=簾
※苦いから苦手なんです。きょうもありがとうございます。
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